K-POPや韓国ドラマにハマり、ハングルに興味を持つ人が増えています。書店でも多くのハングルの教材を見かけますが、よく分からなくて挫折してしまったという声も聞こえてきます。今回は『7日間で書ける! 読める! マネして覚えるハングル練習帳』を使って、韓国ドラマ好きだけどハングルは超初心者のESSEonline編集部員が、7日間でどれくらいハングルを身につけることができるのか検証してみました。

ハングル超初心者が検証!7日間でどれくらい成長する?

 

語学の学習などで「7日間でできる」という触れ込みはよく聞きますが、果たしてどのくらい成長できたのでしょうか?

基本から分かりやすく解説してくれていて、小学生のころの漢字ドリルを思い出すような内容。ハングル練習帳は毎日1時間行い、それ以外でハングルに触れたのは韓国ドラマを見るときくらい。

 

●2〜3日目 基本の「アカサタナ」を練習

2日目はア行からナ行、3日目はハ行からワ行を練習。1日で25文字も覚えなくちゃいけないのか…と、さっそく挫折しそうになりましたが、ハングルは子音と母音の組み合わせでできているので、実際に覚える量はかなり少ない!

また、「フ」や「ス」「ロ」など日本人にはなじみのある形が多いので、意外と覚えやすいのが特徴でした。

 

●4〜5日目 拗音や濁音・半濁音を練習

4日目はキャ行やニャ行などの拗音(ようおん)、5日目はザ行やパ行などの濁音・半濁音を練習。ハングルで小さいヤ・ユ・ヨを表す際は、基本的には母音の形が変わるだけなので、2〜3日目の復習も兼ねながらサクサク進みました。

そのため、全然苦痛じゃない! むしろ覚えることは少ないのに知識が増えていく感覚が楽しいです。

●6〜7日目 ハングル独自の音を練習

6、7日目は日本語の発音にはない激音(息を強く出して発音する音)などのハングルを練習。日本語にはない発音なのでまったくピンとこず、「パリ(早く)の빠か〜」などと、韓国ドラマで聞いたことのある単語を想像しながら勉強しました。韓国語の単語の知識があればもっと理解できた気がします。

母音の種類も5つだけかと思っていたら、似たような形がいくつも登場したので混乱しました。6日目で初めてハングルが難しいと思いました。

 

●検証結果

7日間毎日ハングルを練習した結果、「おはよう→오하요우」のように簡単な日本語をハングルで書けるようになりました。ハングルを使えるようになったことがうれしくて、スマホのキーボードにハングルを追加しました。

最近電車でボーッとしていたとき、「次は何駅だ?」とハッとしたことがありました。ちょうど車内の液晶に「요요기」とハングルで表示されていたのですが、今まではハングルを読めなかったので表示が切り替わるのを待っていました。

しかし、今回「ヨヨギ」とスッと読めむことができ、感動しました。国際化が進むなかでハングルを読めた方が生活は便利になるのかもしれませんね。

このように、ハングルはなんとなく読めるようになるのですが、初心者に向けた本書では詳しく触れていない部分もあるので、もっと上級を目指すならさらに上のステップの教材にチャレンジしてみてもいいかなと思っています。