50代の「うっかり照明の消し忘れ」を電球交換だけで手軽に解消
トイレの照明、消したつもりがつきっぱなしに…。そんな経験あるのでは。家じゅうをLED電球に変えるなどして、節電には気をつけているのに消し忘れの経験をした、ライフオーガナイザーの田川瑞枝さん。50代となり、今後、年齢が上がると、こういう失敗も増えるだろうと考えて照明を見直しました。人感センサーつきの自動点灯タイプに変更したら、これがすこぶる快適に。その様子をレポートします。
自動点灯の玄関照明が便利。この快適さをトイレにも
わが家の玄関には、人感センサーがついています。帰ってきたら自動的に灯りがつくので、暗闇でスイッチを探す手間がいりません。
トイレの電気の消し忘れをきっかけに、この便利な機能をトイレの照明にもつけたいと考えました。自動点灯型に照明を変えるのに、大がかりな工事が必要なのか調べたところ、人感センサーつきのLED照明を取りつけるだけで解決することが判明。電球自体にセンサーがついているので、電球を取り換えるだけ。難しい設定もいりません。
スイッチのオンオフが不要、人感センサーつき電球が快適
トイレの照明は、ついうっかり消し忘れがあると、かなり長時間つきっぱなしになってしまうこともあります。わが家のトイレは窓がありません。日中も照明をつけることになるので、迷うことなく、人感センサーつきの電球に交換しました。
今回選んだのは、YAMADA SELECT(ヤマダセレクト)の「人感センサー付きLED電球」。電球色40形で888円(税込み)で購入しました。
※調光機能のついた照明器具などには使用できません
販売スタッフからのアドバイスでは「トイレは昼光色より温かみのある色が落ち着くこと、60形もあるけど、そこまで明るくなくても大丈夫」とのこと。そのとおり、40形で十分明るく、温かみのある色合いで、落ち着く空間になりました。
一般的な電球と変わりなく使えますが、その形状は少し変わっています。とがった先端がセンサーになっており、人の動きをキャッチしてくれます。
ただ、スイッチをつけっぱなしにすることになるので、待機消費電力が気になりました。調べると、約0.1Wとのことで、月数円ほどのわずかな出費。これで、消し忘れが解消できるならお安いものです。
とても便利だったので、実家の両親にもプレゼントしました。80代になっている両親も、照明の消し忘れは重要事項だったようです。照明器具はそのまま使えて、電球を取り換えるだけなので経済的。
夜、トイレのドアを開けただけで自動点灯したときは思わず歓声が!
ちなみに実家は、トイレに窓があるので、日中はトイレ内が明るくなります。この電球は、一定の明るさがあるときは点灯しません。そこも、うれしいポイントでした。
夜間も安心な自動点灯つき足元灯を導入
玄関、トイレとともに、もう1か所、人感センサーが欲しかった場所があります。それは廊下です。年齢的にも、夜間、電気をつけずに暗い廊下を歩くのは危険です。ただ、完全に照明をつけてしまうと明るすぎて、眼がさえてしまいます。
そこで、人感センサーつきの足元灯をつけました。
これは、以前IKEAで購入したものです。コンセントに差し込むタイプなので、取りつけも簡単。夜中の暗い廊下も、安心して歩くことができます。
今回は、照明のお話をしました。50代をすぎると、「ついうっかり」が生活のなかでも増えてきます。そんなときは、便利な設備に頼るのが正解。暮らしの不便をひとつひとつ見直して快適に変えていくことも、これからの暮らしに必要な作業なのだと思います。