家事は100点を目指さなくていい。無理なく続く“65点家事”のコツ
家事で100点を目指すのはムリだし、80点もしんどい。でも50点じゃ自己嫌悪に…。そこで目指したいのが、ほどほどに自分をほめられる65点。がんばりすぎず、上手に手間を減らしながら65点をキープするコツを、人気インスタグラマー・ハギヤマジュンコさんに教えてもらいました。ESSE読者から集まった限界家事の紹介も!
家事に細かいルールなんてなくていい!
「水曜は水の日だから水回りの掃除、など以前はルールを決めていたけれど、かえってストレスになっていました」。今は、汚れに気づいたら掃除をするだけに。「気づけた日は自分を盛大にほめます(笑)」
●キライな家事こそハードルを下げる
とくに嫌いなシンクのゴミ受け掃除は、食器洗いのタイミングで食洗機に投入。「ブラシでこすらなくてもピカピカ。放置して汚れになる前に洗っているので触るのも苦になりません」
洗面所のゴミ受けは、100円ショップのものを利用。「洗わずに週1回、使い捨てで交換します。自分のなかで苦手な掃除は極力手間を省いてよしとしました」
●“〇〇式”と名づければ手間抜きでも問題なし
食事はトレーで「食堂式」。風呂掃除は、最後に入った人が洗う「競争式」。家事に名前をつけ、家族が参加できる仕かけにして楽しい習慣に。
ベッドメイキングは、かけ布団を半分にたたむ「ドイツ式」。
こんな日があってもいい!ESSE読者の限界家事
やることがたくさんあって時間がない日、とにかく気持ち的に余裕がない日…。だれにでもあるそんな不調な日を乗り越える、読者のワザを紹介します!
●限界な日こそ人ではなく機械に頼る
限界なときこそ、掃除はルンバ、食器洗いは食洗機、洗濯はドラム式で乾燥まで完全におまかせ。「夫に頼むより機械の方が確実です」(R.Hさん・京都府)
●3食分すべて出前をフル活用
献立も考えたくない、買い物にも行きたくない日は、出前サービスをフル活用。「食器洗いもしなくていいし、限界な日に助かります」(H.Mさん・京都府)
毎日繰り返しの家事を完璧にこなそうとするのは、時間も手間もかかるし、負担もずっしり…。ハードルを下げて半分やや上を目指すと、暮らしも気持ちもグンとラクに! ぜひ試してみてください。