定刻より「早発」をお詫び つくばエクスプレス八潮駅 「お客様からの苦情等はありません」
発車メロディーがしばらく鳴らなかったそうですが。
朝ラッシュ時に「早発」
つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は2022年3月16日(水)、八潮駅にて定刻より早く列車が発車する「早発」が発生したとして、利用者へ向けお詫びを発表しました。
つくばエクスプレスの区間快速(画像:首都圏新都市鉄道)。
早発が発生したのは同日の朝8時37分頃、八潮駅を発車した上り区間快速列車です。定刻8時36分10秒に到着し、乗務員はドア開操作後、客が全て乗降したことを確認、しかし発車メロディーがしばらくの間鳴らなかったため、ドアを閉める旨の放送を行い、当該列車を発車しました。その直後、乗務員は総合指令所へ状況報告したそうです。
総合指令所が当該列車の運行実績を調査したところ、八潮駅を8時37分50秒に出発予定の当該列車は、実際には、発車メロディーが鳴動する前の8時37分34秒に出発し、16秒早発していたことが運行管理システムから判明したといいます。なお、この件で利用者からの苦情などはないということです。
また、当該列車に乗れなかった、などの申し出も、17時時点でないといいます。首都圏新都市鉄道は、再発防止策として、「基本動作を徹底するよう、乗務員に指導した」としています。
ちなみに、首都圏新都市鉄道は2017年にも20秒の早発を謝罪し、これが世界中のメディアで取り上げられるなど、驚きをもって捉えられました。
※一部修正しました(3月17日10時17分)。