トムホ主演2作品がヒット！新作4本初登場
2月19・20日の土日2日間の全国映画動員ランキングが21日に興行通信社より発表され、『劇場版 呪術廻戦 0』が観客動員21万3,000人、興行収入3億3,600万円をあげ5週連続首位をキープした。新作では大川隆法製作総指揮・原作、千眼美子主演の『愛国女子−紅武士道』が2位にランクインしたほか、計4本が初登場。
『劇場版 呪術廻戦 0』は、2月19日より第4弾となる入場者プレゼントの配布が行われており、前週比は動員、興収ともに30％以上アップ。累計では動員834万人、興収116億円を突破するも歴代興収ランキングは27位に留まった。
初登場2位の『愛国女子−紅武士道』は2日間で動員11万7000人、興収1億4600万円、初日から3日間の累計では動員15万4,000人、興収1億9,300万円を突破している。3位の『アンチャーテッド』は2日間で動員8万6,000人、興収1億2,800万円。全世界のシリーズ累計売上数が4,170万本を超える人気アクション・アドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」シリーズを、主演作『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』も7位にランクインしているトム・ホランド主演で実写映画化。共演にマーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラスら。監督は『ヴェノム』『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー。なお、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』は動員261万人、興収39億円を突破している。
4位の新作『牛首村』は、スマッシュヒットとなった清水崇監督の『犬鳴村』『樹海村』に続く「恐怖の村シリーズ」第3弾。女優デビューにして初主演となるモデルのKoki,（正式表記「o」の上に「‐」）が、行方不明となった妹とその姉の二役を演じる。共演に萩原利久、高橋文哉、芋生悠ら。ほか新作では、福本莉子と Travis Japan の松田元太の共演によるラブストーリー『君が落とした青空』が8位スタートとなった。
今週は、第94回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞（ウィル・スミス）など6部門にノミネートされた『ドリームプラン』、『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』のジョー・ライト監督が戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を原作に描くミュージカル『シラノ』、アガサ・クリスティの推理小説を、『オリエント急行殺人事件』に続きケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化する『ナイル殺人事件』、のんが脚本・監督・企画・主演を務めた『Ribbon』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2022年2月19日〜2月20日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（1）『劇場版 呪術廻戦 0』：9週目
2（初）『愛国女子−紅武士道』：1週目
3（初）『アンチャーテッド』：1週目
4（初）『牛首村』：1週目
5（2）『ウエスト・サイド・ストーリー』：2週目
6（3）『コンフィデンスマンJP 英雄編』：6週目
7（4）『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』：7週目
8（初）『君が落とした青空』：1週目
9（8）『ドライブ・マイ・カー』：27週目
10（5）『嘘喰い』：2週目
