卵とバターを使わないパン教室「toiro(トイロ)」を主宰する幸栄さんの暮らしのエッセー。2人の娘をもち、簡単につくれるおやつや、だれでもまねできるインテリアアイデア、家事を楽しくする方法など、なにげない暮らしを楽しむコツが人気の幸栄さん。今回は、ついパッケージ買いをしたお気に入りのお菓子について教えてもらいました。

 

身近な小さな幸せはかわいいパッケージのお菓子だ!

幸せなことがたくさんあるといいなけど、それは小さなものでいい。年齢のせいか、そんなふうに感じることが増えました。

「身近な小さな幸せ」といえば、かわいいパッケージのお菓子ではないでしょうか。パッケージは、お菓子を購入する際にいちばん目につくし、かわいいものはつい取っておきたくなるもの。期間限定なものがあったりすると、ついパッケージ買いをしてしまうことはありませんか? お菓子のおいしさはもちろんですが、かわいらしいデザインについつい惹かれます。久々にパッケージ買いしたお菓子たちを、3つご紹介します。

 

●とらやは今年の干支の「虎」モチーフ

これは年末年始にSNSなどで目にした方も多いのではないでしょうか? 今年の干支である「虎」をデザインした、とらやの羊羹です。

私もSNSで見かけてすぐに購入しましたが、この箱にデザインされた虎がたまらなくかわいいですよね。色合いもやわらかくて最高にかわいいです。空箱はクローゼットに大切にしまってあります。

この箱の中につめる羊羹は、好きな味をつめてもらえます。私と次女は小倉、長女は抹茶が好きなので、それをつめてもらいました。そうしたら、なんだかとってもおめでたい配色に…。ついつい笑ってしまいました。

 

●カカオベイクサンドは美しくシンプルなパッケージ

さて次は、美しいシンプルなパッケージに惹かれて購入しました。D`RENTYCHOCOLATEのカカオベイクサンド。

このきれいな箱の中には、厚さ10mmのミルクチョコレートを、北海道産の小麦粉・乳製品などを使ったラングドシャが入っています。見た目は小さいのですが、食べごたえは抜群です。1つで大満足ですが、また食べたくなる味です。

きれいでシンプルなパッケージなので、男性に差し上げても喜ばれそうですね。

●北欧風の2色使いがかわいいスノーサンド

そしてこのかわいい2色の箱に入ったお菓子は、SNOWSのスノーサンド。こちらもラングドシャに生チョコレートが挟まれたお菓子です。(そう、私はラングドシャが好きなのです…)

白い箱にはホワイトチョコを挟んだラングドシャ、緑の箱にはブラックチョコを挟んだラングドシャが入っています。子供たちにはホワイトが人気でしたが、私はブラックチョコが好みでした。

 

先にご紹介したカカオベイクサンドと同じ味なんじゃない? なんて思った方。これが全然、本当に全然違うんです! 味わいはもちろんなのですが、ラングドシャの歯触りや厚み、そして甘さも。そしてチョコレートの食感や味わいも全く違います。

 

そしてなんとこのスノーサンド、紙袋までとってもかわいかった。上の方がぎざぎざしているのがわかりますか? 紙袋もきゅんとするポイントのひとつですよね。

 

不安なことがあるときは、パッケージがすてきでおいしいお菓子を自分へのごほうびにして小さな幸せを感じてみるのも手です。また、人への贈り物やプレゼントにも最適なので、ぜひチェックしてみてください。