寒い時期は、とくに水を使う台所仕事が面倒になりがち…。そんな台所で長い時間を過ごしている人気料理家ユニット・ぐっち夫婦の台所をのぞいてみました。2人にとって台所ってどんな場所なのでしょうか? 心地よく過ごすための工夫を伺いました。

台所は職場であり、コミュニケーションの場にも

この家に引っ越してきたのは約1年半前。「ライブ配信のために、横並びで料理ができる広いキッチン」を条件に見つけたのが現在の住まいなのだそう。賃貸ながらも、Tatsuyaさんお得意のDIYでアンティーク感をプラスし、夫婦好みの空間に。使いやすさと雰囲気のよさを両立させた理想の台所になりました。

「ダイニングテーブルは置かず、あえて可動式の小さなカウンターのみに。そのため、キッチンの作業台にイスを置き、そこで2人で食事をすることも多いんですよ。台所は仕事場でもあり、夫婦の会話の場。ホットプレートや、ステーキ皿などを活用し、この季節ならではの温かい食事を囲んで楽しんでいます」(Tatsuyaさん)

奥行き100cm以上ある大きなステンレス作業台にイスを並べ、卓上ホットプレートでお好み焼きを焼くことも。「家でもエンタメ性を演出すると外食気分を楽しめますね」(Tatsuyaさん)

●台所でキャンプグッズが大活躍!

キャンプやアウトドアが大好きなTatsuyaさん。キャンプグッズは屋外に限らず、自宅で使うことも。「家でも使えば一台二役。コンパクトに収納できるものが多いのも魅力です」。

アウトドアブランド、スノーピークの卓上ガスコンロは、五徳をたたんで収納することもできます。

鉄のスキレットは自宅と屋外で兼用。「グッズ探しはやめられない! グッときたアイテムは即決します」(Tatsuyaさん)。

 

料理や洗い物をする場所であるのはもちろんですが、そのほかにも、夫婦で会話を楽しんだり、軽食をつまんだりと、台所はもっと自由に楽しめる場所であってもいいはず。そんな台所の楽しみ方、ぜひ探してみてください。