三が日が過ぎ最初の平日となった4日、多くの企業や行政では仕事始めとなりました。

栃木県内では今年いよいよとちぎ国体・全国障害者スポーツ大会が開催され、冬季国体も開幕間近とあって県の職員は大詰めの調整に当たります。

国体・障スポイヤーが幕をあけ県庁では福田 富一知事が職員への訓示を行いました。

訓示は感染対策や働き方改革の一環で、去年と同じくオンラインによるリモート形式で行われました。

福田知事はまず去年を振り返り、引き続き新型コロナウイルス感染症への対策に全力で取り組むと決意を述べました。

また、国体や全国障害者スポーツ大会について栃木県を訪れる人へのおもてなしでブランド力や魅力・実力の向上を図り、多くの人の心に残る大会にしたいと意気込みを見せました。

そのうえで、すべての責任は知事が負うとして「挑戦」「県職員の自覚を持つこと」「意識改革」の3つをキーワードに果敢なチャレンジをする年にしてほしいと呼びかけました。

今年の一大イベントを控え、担当する県国体・障害者スポーツ大会局が入る庁舎ではあわただしい仕事始めに。

それもそのはず。日光市でスケートとアイスホッケーの2つの競技が行われる冬季国体の開幕が20日後に迫っているからです。

職員たちは大会の成功に向けて年明け早々、詰めの準備に追われています。

コロナ禍での開催ということで事前に体温の記録をしてもらうことなどを関係者に向けて改めて知らせたり、日光市の担当者と細かい段取りを確認したりして調整を進めていました。

冬季国体は1月24日から氷の上で熱い戦いが繰り広げられ、10月の本大会に向けて弾みとなるよう選手たちを迎えます。