全国高校サッカー選手権 矢板中央 8強目指し関東第一(東京)と対戦
全国高校サッカー選手権大会は2日3回戦8試合が行われ栃木代表の矢板中央は東京B代表の関東第一と対戦しました。
初戦でインターハイ準優勝の強豪、鳥取の米子北をPK戦の末下した矢板中央。
5年連続のベスト8進出、そして初の決勝を目指して先制点が欲しいところでしたが前半立ち上がり6分、甘いクリアボールを押し込まれ
先制を許します。
追いつきたい矢板中央は前半21分、早々に交代カードを切って10番星を投入。
するとその星がドリブルで持ち込み、このプレーでPKを獲得。
キッカーは島粼。
そのまま勢いに乗りたい矢板中央でしたが3分後、再び失点、1対2で前半を折り返します。
後半立ち上がり、去年ベスト4を経験している久野木がピッチに入ると、すぐさま右から速いクロス。
矢板中央、交代がぴたりとはまってオウンゴールを誘いゲームを再び振り出しに戻します。
その後、一進一退の攻防にPK戦突入が色濃くなってきた後半38分でした。
スルーパスでディフェンダーの間を抜かれると、最後は相手フォワードにダイレクトで合わされ失点。
一瞬の隙を突かれまたしても勝ち越しを許してしまいます。
残されたわずかな時間。矢板中央はみたびの同点ゴールを信じて攻め続けます。
しかし無情に響き渡る試合終了のホイッスル。
激闘を見せた矢板中央はベスト16で敗退、国立への夢は来年以降へ持ち越しとなりました。