氷でふんわりジューシー!肉汁あふれるハンバーグレシピ

ハンバーグに氷を入れるメリット

ハンバーグを焼いたとき、パサパサとした食感になってしまうことはありませんか。パサつく原因は主に焼き過ぎ。加熱している間に氷が溶け、その水蒸気が焼き過ぎを防ぎます。氷を入れることで、肉汁たっぷりのハンバーグができますよ。

ジューシーハンバーグの作り方

調理時間:20分

フォークを入れると、じゅわっと肉汁が広がるハンバーグです。いつもの作り方に氷を入れるだけで、手軽にジューシーハンバーグができますよ。世代問わず、みんな大好きなハンバーグをワンランクアップさせましょう。

材料(2人分)

・合い挽き肉……300g
・玉ねぎ……1/2個(100g)
・卵……1個
・塩……小さじ1/4杯
・パン粉……大さじ4杯
・粉ゼラチン……2g
・氷……2個
・サラダ油……大さじ1杯

〈ハンバーグソースの材料〉
・ケチャップ……大さじ2杯
・ウスターソース……大さじ2杯
・赤ワイン……大さじ2杯

作り方

1. 玉ねぎの下ごしらえをする

玉ねぎをみじん切りにします。

フライパンに油(分量外)を熱して、玉ねぎと塩を入れて飴色になるまで炒めます。塩の浸透圧で玉ねぎの水分が抜けやすくなり、早く飴色になります。飴色になったら粗熱を取り、冷ましておきます。

2. たねを作る

氷水が入ったボウルの上に空のボウルを重ねます。ハンバーグソース以外の材料をすべてボウルに入れ、たね全体が白みを帯びて、粘り気がでるまでこねます。ボウルを冷やすことで、肉の脂が溶けないのでジューシーに仕上がります。

たねの中央に凹みを作り、小判型に整えます。凹みは縮みを防ぎ、火を均一に通します。凹んだ部分に氷をのせ、たねで包み込むように埋め込みます。

3. フライパンで焼く

フライパンにサラダ油を入れ、氷の面を上にして、中火で3分ほど焼きます。

しっかり焦げ目がついたら、ひっくり返します。蓋をして、弱火で5分ほど蒸し焼きにします。

ハンバーグの中央を竹串で刺して、透明な肉汁があふれたら焼き上がりです。まだ肉汁が濁っていたら、加熱を続けてくださいね。

4. ハンバーグソースを作る

ハンバーグを取り出し、同じフライパンにハンバーグソースの材料をすべて入れます。火を強め、肉汁とハンバーグソースを煮詰めます。ハンバーグの上にソースをかけたらできあがりです♪

コンソメ氷で旨味もアップ!

ジューシーハンバーグをさらにおいしく作るコツは、氷のかわりにコンソメ氷を使うことです。コンソメを凍らせた氷をハンバーグに入れて焼くことで、肉にコンソメの旨味が染みてさらにおいしくなりますよ。

コンソメ氷の作り方

1. 固形コンソメ1個かコンソメ1袋を水200ccによく溶かします。
2. 製氷皿に1を入れ、凍らせます。

ハンバーグをジューシーに仕上げるコツ

玉ねぎは粗熱を取ってから混ぜる

炒めたばかりの熱い玉ねぎをそのまま肉に混ぜると、肉汁となる脂を溶かしてしまい、仕上がりがパサつく原因になります。炒めた玉ねぎは、粗熱を取ってからたねに混ぜてくださいね。

たねの空気はしっかり抜く

空気が入っていると焼いたときに膨張し、ヒビが入ります。そのヒビから肉汁が逃げ、焼き上がりがパサパサになる原因に。キャッチボールをするようにまとめ、たねの空気は抜いておいてくださいね。

氷でジューシーハンバーグを作ってみよう!

ハンバーグに氷を入れるメリットとして、肉の脂を保ったまま蒸し焼きにするので、ふっくらとしたジューシーな焼き上がりになりますよ。たねの空気をしっかり抜いて成形するのもポイントです。ワンランク上の、ジューシーなハンバーグをぜひ作ってくださいね。