「エキ二シ」火災発生から3日目 現場で関係者ら片付け作業
広島駅西側の通称「エキ二シ」で発生した大規模火災。
発生から3日目となった12日、現場では朝早くから関係者による片付け作業が行われています。
10日午前5時半ごろ広島駅西側の通称「エキ二シ」で発生した大規模火災では、
店舗や住宅など24軒が全焼し6軒の一部を焼いたほか2人がけがをしました。
【カジュアルコリアン マシッタ 寺本裕治オーナー】
「(火災現場を見て)あ然とした感じです。僕は魅力的な街だと思っていますし、
お客さんも魅力的に感じてる人もたくさんいると思うので、そのために頑張って営業再開したいと思っています」。
規制線解除から一夜明けた12日も、火災現場では関係者による片付け作業が進められています。
寺本さんが経営するお店では、お店の3階部分を普段は物置として使っていましたがすべて燃えてなくなっていました。
【カジュアルコリアン マシッタ 寺本裕治オーナー】
「長屋構造があるのは仕方ないので、プラスアルファ僕らわからないので知恵をしっかり活用して、
最大限火事になりにくい街づくりをしていきたい」。
警察と消防は11日実況見分を行っていて、警察によりますと、
火元はけがをした親子が住む住宅の1階北東部分の居住スペースから出火したとみて
引き続き出火原因を調べています。
消防は、今回の火事を受け、来週に「エキ二シ」の被害がなかった店舗などを回り、
防火チラシを配り、火災の予防を呼びかける予定としています。