今年6月、中区の平和公園の原爆慰霊碑などに紙を貼るなどして逮捕された男について、9日、広島地検は不起訴処分としました。

呉市の男(45)は今年6月、原爆慰霊碑などに文字が書かれた紙を粘着テープで貼り付けるなどした「礼拝所不敬」の疑いで逮捕・送検されていました。

警察の取り調べに対して「紙を貼ったことに間違いない」と容疑を認めていましたが、広島地検は7月15日に処分保留で釈放。

9日、「責任能力などを考慮した」として、男を不起訴処分としたということです。