フェイクタン・トリートメントを受ける前の女性(画像は『The Sun 2021年11月7日付「OH TAN! Mum horrified after fake tan fail leaves her looking like Ross from Friends after she was sprayed TWICE」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

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「日焼けはしたくないけど健康的な小麦色の肌になりたい」と願う人にとって、紫外線を浴びることなくスプレーやクリームを使って日焼けしたような肌になれる「フェイクタン・トリートメント」が人気のようだ。イギリス在住のある女性はビューティーサロンでその施術を受ける際、顔色の悪さを改善するために通常1回のところ「2回スプレーしてほしい」と頼んだ。その結果、想像よりもはるかに濃くなってしまい、家族から大笑いされたという。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。

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英バッキンガムシャーに暮らすデリー・マシューズさん(Derrie Mathews、36)は、健康的な小麦色の肌に憧れて25ポンド(約3800円)のフェイクタン・トリートメントを受けた。通常であればスプレータンニングを施すのは1回というが、顔色の悪さが気になる彼女はスプレーを2回してほしいと頼んだという。

デリーさんはこのように振り返っている。

「結婚式に出席する予定があったのですが、私の顔はとても青白くてソバカスだらけなんです。だからスプレーを2回してほしいと頼みました。本当はスプレーしてから8時間後に洗い流さなければいけません。そうしないとどんどん黒くなってしまうから。でも私は8時間以上放置していました。」

デリーさんは自分の顔色にあまり変化がないように感じていたが、翌朝に起きると大きな間違いをしたことに気がついたという。鏡で自分の顔を見た時、信じられないほど暗く日焼けしたような色に変わっていたのだ。

「その姿に愕然としました。夫は笑いが止まらなかったみたいです。私は自分の姿があまりにも滑稽だったので、彼に『笑うのはやめて』とは言いませんでした。自業自得ですね。娘は誰かに見られるのではないかとビクビクしていましたよ。」

「今回の私の失敗は、アメリカの人気ドラマ『フレンズ』のエピソード“ロスの日焼け(The One with Ross’s Tan)”を彷彿とさせました。それは(デヴィッド・シュワイマーが演じている)ロス・ゲラーが日焼けの手順を勘違いして、『グレード2』ではなく『グレード8』の暗い色になってしまった話でした。まさに私も『グレード8』になってしまったのです。」

しかしそんななかでも、デリーさんはポジティブなポイントも見つけることができたという。

「肌の色が暗くなったことで歯がとても白く見えるようになりました。鏡を見てニヤニヤするのをやめられません。でも自分の顔を見て『あぁ…』と思ってしまいますが。」

今回は思ったような結果が得られなかったものの、再びフェイクタン・トリートメントを受けに行くと話すデリーさんは「日焼けしたような肌になると気分が良いのでまた行きます。靴磨き用クリームのような見た目になってしまうのは嫌ですけど、ちょっとだけ日焼けした色になるのはいいと思っています」と語っている。

画像は『The Sun 2021年11月7日付「OH TAN! Mum horrified after fake tan fail leaves her looking like Ross from Friends after she was sprayed TWICE」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)