芸備線の利用促進検討会 JR西日本と沿線自治体
存続が危ぶまれているJR芸備線一部区間の利用促進に関する検討会が広島市で開かれました。
2回目の検討会には、JR西日本や岡山県を含む芸備線沿線自治体およそ30人が参加しました。
検討対象エリアでは、1日キロ当たりの乗客が平均48人。この30年でおよそ8分の1に減っていて、
今月2日のダイヤ改正でも一部区間で、一日5便から4便に減っています。
検討会では、来月、庄原市内の高校生にモニター通学を依頼するほか、
県境そばサミットの開催など日常・観光両面からのニーズを掘り起こす取り組みが提案されました。
【広島県地域政策局 岡田芳和局長】
「それぞれの具体的な利用促進策が共有されたと思います」。
【JR西日本広島支社 宮本晃副支社長】
「たくさんのアイデアをいただきました。本当に感謝申し上げますし、大変心強く感じているところでございます」。
次回の検討会は、来年1月に庄原市で行われる予定です。