レンジャーズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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100打点なら日本選手では2007年松井秀喜以来14年ぶり快挙

■レンジャーズ 7ー6 エンゼルス(日本時間1日・アーリントン)

 エンゼルス大谷翔平投手は9月30日(日本時間1日)、敵地・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し、初のシーズン100打点に王手をかけた。初回の第1打席で右翼線へ先制の適時三塁打を放つと、6回の第4打席では左前二塁打。5打数2安打1打点で打率.259。チームは6-7で逆転負けを喫した。

 驚愕の一打だ。初回無死一塁。新人右腕オットーの甘いチェンジアップを逃さずに右翼方向へ。打球速度106.7マイル(約171.7キロ)の速い打球が右翼フェンスまで到達する間に一気に三塁へ進んだ。先制の適時三塁打となった。

 今季99打点とした。100打点に到達すれば、日本人選手では2007年松井秀喜(ヤンキース)以来14年ぶりとなる。8三塁打はリーグ単独トップ。メジャー全体でもダイヤモンドバックス・ペラルタに並んだ。

 6回2死ではシフトで空いた三塁線へゴロを転がした。一気に二塁へ進んで左前二塁打。マルチ安打は2試合連続、今季40度目だ。9回先頭では左翼フェンス手前まで飛ばす特大の左飛。8試合連続ノーアーチとなり、両リーグ最多48本のロイヤルズ・ペレスとは3本差のまま。それでも、今季最終カードの1日(同2日)からのマリナーズ3連戦へ確実に状態を上げてきた。(Full-Count編集部)