Google傘下のフィットネスおよびウェアラブル端末メーカーのFitbitが、フィットネストラッカーの新製品「Charge 5」を発表しました。カラー有機ELディスプレイを採用したボタンレス端末で、心拍変動や呼吸数の検出、発汗量の変化を検出する皮膚電気活動(EDA)スキャンアプリなどの機能を用いて、日常の健康管理を行えます。日本での予定販売価格は税込2万4990円です。

Fitbit Charge 5

https://www.fitbit.com/global/jp/products/trackers/charge5



Fitbit’s new Charge 5 has a rounded design and a color screen - The Verge

https://www.theverge.com/2021/8/25/22640462/fitbit-charge-5-rounded-design-color-screen-daily-readiness-score

Charge 5の画面サイズは縦21.93mm・横14.75mmで、前モデルに当たる「Charge 4」よりも10%大きくなっています。明るさは最大200ニトから最大450ニトまで増加。また、歴代Chargeシリーズの特徴であった角張ったデザインではなく、より丸みを帯びたデザインに変更されています。以下画像左がCharge 4、右がCharge 5です。



Charge 5は3軸加速度計やGPS、赤色センサーや赤外線センサーなどを搭載した腕時計型ウェアラブルフィットネストラッカー。シリコン製のベルトで腕に装着することで、血中酸素濃度や皮膚温度、睡眠周期などを測定して「スコア」として表示してくれます。また、有料プランの「Fitbitプレミアム」に登録することで、より高度な分析などを体験可能。なお、Charge 5購入者はFitbitプレミアムを6カ月間無料で試用可能です。



2時間の充電で最大7日間使用可能ですが、常時画面表示モードや血中酸素ウェルネス機能を使用する場合はより頻繁な充電を必要とします。水深50メートルまでの耐水使用で、水泳時にも利用可能。iOS・Androidアプリと連携可能なほか、Fitibit Payによる非接触決済も利用可能です。なお、日本国内ではSuica、ソニー銀行、PayPay銀行のみが対応しています。



歴代のChargeシリーズの機能を比較した画像が以下。Charge 5には前モデルに搭載されていたガイド付き呼吸法と高度計は搭載されていませんが、高・低心拍数通知や、心電図を作成するFitbit ECG機能などが新たに搭載されます。



発売は2021年秋を予定。日本での予定販売価格は税込2万4990円で、オンラインストアから予約が可能。2021年9月下旬までに発送されます。