平手友梨奈が新人女性騎手に!
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 NHK総合にて12月に放送される土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」で、平手友梨奈が主演を務めることが明らかになった。

 本作は、ひたむきな情熱を持つ新人女性騎手を主人公に、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑む姿を描く物語。平手が演じるのは、養老牧場を営んでいた父を震災後に亡くした新人女性騎手の芦原瑞穂。共演には中村蒼、板垣李光人、降谷建志、奥野壮、石井正則、高橋侃、剛力彩芽、池内博之、玉山鉄二、小沢仁志、大地康雄、奥田瑛二が名を連ねている。

 平手は「今回、初めてNHKのドラマに参加させていただきます。また、女性騎手という役も初めて務めさせていただきます。馬に対する想いを強く持っている芦原瑞穂という役と向き合っていきたいと思います。ご一緒させていただく出演者の皆様、スタッフの皆様、そして御馬さんたちと、いい作品になるよう力を合わせていきたいです。競馬に詳しい方も、そうでない方も楽しんでいただける作品になったら嬉しいです」とコメントを寄せている。

 物語で、平手ふんする瑞穂中央の競馬学校を卒業し、プロデビューするものの成績は上がらず苦しむことに。そんな瑞穂を迎え入れた地方競馬の鈴田競馬場の緑川厩舎は、今にもつぶれそうなボロボロの厩舎だった。そこには、やる気のない調教師・緑川光司(中村)や、頑固で融通の利かないベテラン厩務員たち、そして馬には優しいが人には心を閉ざした失声症の若い厩務員がいた。社会のあぶれものばかりがいる藻屑(もくず)の漂流先と言われており、ほかで使い物にならないと言われた者たちのたまり場だった……。

 脚本を担当するのは、連続テレビ小説「なつぞら」などの大森寿美男。制作は9月上旬から11月上旬にかけて行われる予定で、撮影は湾岸スタジオや東京都近郊、岩手県、福島県などで行われる。(編集部・大内啓輔)

土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」はNHK総合にて12月18日・25日よる9時〜10時13分に前後編で放送