エンゼルスの大谷翔平(左)とブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:Getty Images】

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マドン監督は“大谷推し”「前例がないことをやっている」

エンゼルス 6ー3 ブルージェイズ(日本時間13日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・投手」で出場し、今季7勝目を挙げた。投げては6回3安打2失点の好投、打っても3打数1安打と二刀流で大活躍。ゲレーロJr.とのMVP争いも注目されるがジョー・マドン監督は「明らかなこと。論争にならない」と、大谷のMVPを断言した。

 両リーグトップの38本塁打、チームトップタイの7勝目をマークした大谷。この日も5試合連続クオリティスタート(QS)をマークするなど6回3安打2失点の快投だった。投打で安定した成績を残す姿にマドン監督も「これだけ成功しているのはオオタニが自分がしていることを本当に楽しんでいるからだ」と目を細めていた。

 シーズンも後半戦に入り、話題はMVP争いに。指揮官は「話題にすることはできるが、明らかなことで論争にならないと思う」とニヤリ。打率.311と高打率を誇るゲレーロJr.を称えながらも「うちの選手(オオタニ)は過去に成し遂げられたことがない、前例がないことをやっている。私が思うに、多くの人も同じ考えだと思うが、彼がやっていることはただ、ただ別格だ」と、“二刀流・大谷”のMVPを確信している様子だった。(Full-Count編集部)