食事は当事者が満足していれば周囲がとやかく言うことではないですが、諸外国から微妙な評価を受けがちなイギリス料理。

昨今は改善されつつあるとは言え、イギリス人が投稿した「最高のホームメイド・ディナー」に他国の人がツッコミを入れていました。

 

Not a fan of British cuisine : Reddit,Clker-Free-Vector-Images - Pixabay


(Twitter)

イギリス人が「地球上で最高のホームメイド・ディナー」とツイートにしたものに、
他国のユーザーが「まるでイギリス人はまだドイツ人と戦争中みたいな食べ方をしているな」とリツイート。

見るからに力の抜けた食事なのでツッコミが入ってしまいましたが、イギリス人にとっては最高の料理とのこと。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●HPソースはいったいどんな味がするんだ? 試したことはないな。

↑ブラウンフレイバーだよ。

↑ぴりっと強く、酢が入っていて、フルーティで甘くて酸味がある。フライなど脂肪分が多いものに合う。

↑たくさん回答があるけど表現するのは難しい。機会があったら試すといい。フライドポテトやグリルチキン、ハンバーガーに合うし、まずいステーキも救ってくれるよ。

●唯一こういうのを食べたのは休暇のキャンプに行ったときで、父がキャンプの調理具を出したときだよ。完璧で十分でシンプルな食事で芯まで暖まる。
テーブルを囲んでトランプをしたり、好きではなかったジャガイモを妹に投げたりと良い思い出だ。

●まるで全て缶詰みたいだな。パンでさえも。

↑なんてこった。缶詰のパンを食べなければいけないなんて嫌だ。

●「トード・イン・ザ・ホール」(穴の中のヒキガエルと言う意味のイギリスの郷土料理)ってのを聞くまで待て。気が狂いそうになるぞ。

●「ミンス&タティーズ」"Mince and tatties"はスコットランド人の祖母が池を渡るときに持ってきた料理である。今でもうちの家族の伝統だよ。すごくおいしいよ。

↑検索したらなかなかよかった。twitterのバージョンはちょっと悲しいバージョンだな。

●スパイスはどこ? なぜそのポテトはそう白いのだ?

↑……ホットスパイスは空からドイツ人が落としてくる。

イギリス人は世界中をスパイスのために侵略して、どれもいらないと決めたんだ。

↑そのポテトはバナナかと思った。

●ニュージーランド人だけど、それは美味しそうな典型に見える。ポテトがプレーンだけど、カレーライスみたいなもので、炭水化物の成分であり、他のソースが味を与える。

↑オーストラリア人だけど、間違いなく自分もその食事をむさぼる。バターと塩をそのポテトに加えるかもしれないけどね。

↑アイルランド人だが、文字通りこの食事を作るよ。自分はジャガイモは肉の中に入れてボウルに入れるけどね。

●アメリカに住むアイルランド人だけど、これを食べるために暴れる! みんなが何をダメ出ししているかわからない。

●一般に言われるイギリスの食事は戦後の配給時代のイメージが強く、みんなの祖父母が食べてきたもの。
不幸にもそれが長期に渡って影響している。あと、ほとんどの有名なイギリス料理は基本的に貧困層のものである。裕福層はフレンチのような高級なレシピも食べられたが、貧困層はスパイスなどは手に入らなかった。

↑そうだよ。配給制度が15年も続いたんだ。それによって料理能力を失った世代がある。

●ごめん、それは普通のパンにバター? トーストされていないの?

↑パンとバターって聞いたことはない?

↑バターの塗られたパンはここオーストラリアやニュージーランドではかなり一般的。


見た目は地味ですが、なじみのあるアイルランド人、オーストラリア人、ニュージーランド人は、おいしいとのコメントが寄せられていました。

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