3回の第2打席で空振り三振に倒れた大谷翔平

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○ レンジャーズ 4 − 1 エンゼルス

<現地8月2日 グローブライフフィールド>

 エンゼルス大谷翔平選手(27)は2日(日本時間3日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発。4打数0安打2三振で今季の打率を「.272」に落とした。

 第1打席は微妙な判定にも泣かされた。初回無死走者の場面で、大谷はカウント3−1から外角のボールを見送り四球を確信して歩き出すも、球審がストライクコール。直後の6球目を巧打した打球は右寄りにシフトを敷いていた遊撃手へのライナーとなった。

 第2打席は低めのチェンジアップに空を切り、第3打席は外角のチェンジアップでニゴロ。相手先発の右腕・ダニングの前に3打席連続で凡退し、救援右腕・バーローと対戦した8回の第4打席は外角低めの95.3マイル(約153.4キロ)に手が出ず見逃し三振に倒れた。

 大谷はこの日、6月度に続いて2カ月連続となる7月度月間MVPの受賞が発表されたが、8月に入ってからは2試合連続ノーヒットで御礼弾ならず。

 エンゼルスはメジャー初先発の23歳右腕クリス・ロドリゲスが7回途中まで4失点(自責3)と粘投したものの、打線が3安打1得点止まりで2連敗。借金が「2」に膨らみ、ワイルドカード出場圏まで「7.5」差に後退した。