ネッド・ビーティさんご冥福をお祈りいたします
 - Eric Charbonneau / WireImage for Paramount Pictures - CA

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 映画『スーパーマン』(1978)、『脱出』(1972)などに出演し、ピサクーアニメ『トイ・ストーリー3』(2010)でロッツォの声を担当した俳優のネッド・ビーティさんが、現地時間13日に亡くなったとVarietyほか各メディアが報じた。83歳だった。詳しい死因は発表されていないが、マネージャーによると、ビーティさんは、ロサンゼルスの自宅で愛する家族に囲まれて息を引き取ったという。

 1937年、アメリカ・ケンタッキー州ルイスヴィル生まれのビーティさんは、舞台俳優としてキャリアを積み、ジョン・ヴォイトさん、バート・レイノルズさんと共演した『脱出』で映画デビュー。舞台で培った演技力を背景に、性格俳優として数多くの映画・ドラマに出演した。

 クリストファー・リーヴさん主演の『スーパーマン』では、レックス・ルーサーの子分オーティスを演じたほか、スティーヴン・スピルバーグ監督作『1941(いちきゅうよんいち)』(1979)では 三船敏郎さんと共演。『ネットワーク』(1976)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。『トイ・ストーリー3』では、ウッディたちを苦しめるピンクのテディベア、ロッツォを演じて注目を浴びた。(編集部・入倉功一)