寝る1時間前はNG…!? 夫婦で取り入れたい「管理栄養士の夕食」のコツ
夫婦ともに元気でいるためには、健康的な食生活も大事な要素なのではないでしょうか。1日働いて疲れたときに食べる夕食は、ついついがっつりしたメニューを選びがち。健康を意識した食事に切り替えるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
今回は、管理栄養士の中村りえさんに、健康を意識して摂っている夕食メニューや気を付けるべきポイントについて教えてもらいました!
--中村さんが夕食にいつも摂っている食材はありますか?
お肉か魚どちらかをメインにし、汁物と主菜、副菜の“1汁2菜”となるよう献立を組んでいます。
--献立を組むときに意識していることは何ですか?
毎日異なる食材を使うように心掛けています。お肉が何日か続くことはありますが、鶏肉・豚肉・鶏肉と、同じ種類のお肉が続かないように心掛けています。お魚も週に2〜3回は摂るようにしています。
私は、毎食必ずたんぱく質を摂るようにしていて、たんぱく質量が少ないと思ったら、豆腐や納豆を入れて補っています。疲れているときには、ビタミンB群が多く含まれる豚肉を使って、さらににらやねぎ類を組み合わせてスタミナレシピなども取り入れています。
野菜はシンプルな調理法で!特におすすめなのは…画像:tojiko/PIXTA(ピクスタ)--夕食はいつもどれくらいの時間に食べていますか?
19:00ごろに食べています。食事から睡眠までの時間は2時間、できれば3時間は空けたいと個人的に考えているので、あまり夕食の時間が遅くならないようにはしていますね。できれば、寝る1時間前の食事は避けたほうがいいでしょう。
--40代・50代の夫婦におすすめの夕食や夜に摂ってほしい食品はありますか?
たんぱく質、野菜を摂った方がいいかなと考えています。
副菜はそれほど手のこんだものではなく、茹でるだけの調理法でシンプルなものを作っても良いと思います。私もブロッコリーを茹でて塩昆布と混ぜたり、蒸したカボチャを潰してサラダに入れたり煮物にしたりしています。
--夕食はやはり食べ過ぎないほうがいいのでしょうか?
食べ過ぎると消化に時間がかかり、睡眠の妨げになる可能性があるのでおすすめしません。
今回は管理栄養士の中村さんに、毎日の夕食で気を付けていることや実際食べているメニューなどについて教えてもらいました。ぜひ夫婦の新しい健康習慣として参考にしてみてくださいね。
<プロフィール>
管理栄養士/米粉料理家・中村りえ
「暮らしをちょっと楽しくするおやつ」をモットーに子どもと楽しめるカラダに優しいおやつレシピを発信中。食品メーカーでの商品開発、レシピ開発、コラム執筆など、多岐にわたり活動中。
画像:中村りえ【画像・参考】
※Mills・Everything・tojiko/PIXTA(ピクスタ)
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