(C) 2014 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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 映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』が、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて今夜(16日・21時〜)放送される。それに際し、本作の見どころやゲスト声優を振り返りたい。

 青山剛昌の人気漫画を原作にしたアニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第18弾である本作は、2014年に公開された。高層タワーで正体不明のスナイパーによる狙撃事件に遭遇した主人公の江戸川コナンと仲間たちが、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズも絡んだ陰謀に立ち向かっていくさまを描く。

 コナンと、日本の警察、FBI、女子高生探偵・世良真純の活躍が見どころとなる一方、謎めいた大学院生・沖矢昴の暗躍も注目ポイント。沖矢の“正体”が判明するラストシーンは、本作の公開以来語り継がれる名シーンであり、16日公開の最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』にもつながる要素だ。

 そして、本作のゲスト声優を務めたのは、俳優の福士蒼汰。元アメリカ海兵隊のケビン・ヨシノ役を務め、英語のセリフに挑戦した。また、パックンマックンのパトリック・ハーランもゲスト声優として出演し、元陸軍大尉のジャック・ウォルツ役を務めた。さらに、その相方の吉田眞が刑事役、元プロ野球選手の赤星憲広が赤星刑事役で出演している。

 また、ティモシー・ハンターを中井和哉、マーク・スペンサーを大塚周夫、スコット・グリーンを辻親八、藤波宏明をグレッグ・アーウィン、ビル・マーフィーをスティーブン・ヘインズ、カルロス・リーをマイケル・リーバスが演じた。

 監督は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016)の静野孔文。脚本は、劇場版第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)をはじめ、多くの作品を手がけた古内一成が担当した。

 なお、次週23日の「金曜ロードショー」では、映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』が放送される。(編集部・小山美咲)