アリーナ・ザギトワ【写真:Getty Images】

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アイスショーに出演、斬新な演出で驚かせる

 フィギュアスケートアリーナ・ザギトワ(ロシア)が新しいエキシビションプログラムを披露した。演技中盤で会場が暗転すると、衣装の胸の部分のランプが光るという斬新かつ幻想的な演出に、ロシアメディアが注目している。

 ザギトワが氷上でアッと驚かせた。黒とターコイズブルーを基調とした衣装で演技をスタート。そして会場が暗転した中盤だ。衣装の胸元の小さなランプが光り出した。それに合わせて会場のところどころが照明で照らされていく。なんとも斬新で、幻想的な演出だった。

 ザギトワは自身のコーチを務めるエテリ・トゥトベリーゼ氏のアイスショーに出演し、新エキシビション「Inner Light」を披露。ロシアメディア「Sport24」によると、このプログラムは振付師のダニイル・グレイヘンガウス氏による演出で、ザギトワ自身はこうコメントしているという。

「これは私にとってとても深いテーマです、私は自分の観衆とファンの愛をとても感じています。私は彼らに感謝しています、そしてこの感謝の気持ちをどうにかして彼らに表したいのです。私の心は輝き始めていて、すべての人と心の一部を分かち合います。あなたたちが見ていたように、会場全体が輝き始め、私の心の一部が彼らに残りました」

 また同メディア「sports.ru」では、ザギトワが光る演出について「さらには特殊効果で驚かせた。胸にある小さなランプに灯をともしたのだ」と表現している。

 このプログラムの中では2本のジャンプを成功させたザギトワ。報道陣からの復帰に関する質問には、答えをはぐらかしたという。(THE ANSWER編集部)