「来季は異なるチームで昇格に挑む」“降格寸前”の名門シャルケが原口元気に興味? ドイツ紙が報じる
ブンデスリーガの名門シャルケが、ドイツ2部ハノーファーに所属する日本人MF原口元気に興味を持っているようだ。現地紙『BILD』が15日付けで伝えている。
原口は今シーズンのリーグ戦24試合にすべて先発出場し、5ゴール・6アシストという記録を残している。ただ、先週末にチーム内でコロナウイルスの陽性反応が発覚したため、チームは14日間の隔離措置に入っており、原口が陽性だったという現地の一部報道も出ている。
そんななか、今シーズンで契約が切れる原口に、「目を付けている」クラブがあるようだ。『BILD』によれば、それはかつて元日本代表DF内田篤人も所属した名門シャルケだという。
ドイツでも有数の名門であるシャルケだが、今シーズンは25試合を消化して勝利した回数はたった1回。リーグでも最下位に沈み、17位のマインツとは11ポイント差がついており、降格は「時間の問題」(『BILD』)という状況だ。
一方のハノーファーは、昇格を目標に掲げていたものの、24試合を終えて8位と厳しい状況にある。原口については、クラブ側は契約延長を望んでいるとされ、ケナン・コチャク監督も記者会見などで「チーム残ってほしい選手」とコメントしていた。
だが、「ハノーファーが彼を留めておける条件があるとしたら、それは昇格した場合のみ」(『BILD』)と指摘されるように、来シーズンも2部であることを前提に契約延長した場合は給与面で大幅な減額を提示することになり、「契約を延長する可能性はゼロに近い」(同紙)という。
シャルケは来シーズンに向け、1年での昇格を叶えるために元指揮官のラルフ・ラングニック氏をクラブの中枢に招聘する動きがあるとも伝えられている。果たして、原口は再起をかける名門の扉を叩くのか、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
原口は今シーズンのリーグ戦24試合にすべて先発出場し、5ゴール・6アシストという記録を残している。ただ、先週末にチーム内でコロナウイルスの陽性反応が発覚したため、チームは14日間の隔離措置に入っており、原口が陽性だったという現地の一部報道も出ている。
ドイツでも有数の名門であるシャルケだが、今シーズンは25試合を消化して勝利した回数はたった1回。リーグでも最下位に沈み、17位のマインツとは11ポイント差がついており、降格は「時間の問題」(『BILD』)という状況だ。
一方のハノーファーは、昇格を目標に掲げていたものの、24試合を終えて8位と厳しい状況にある。原口については、クラブ側は契約延長を望んでいるとされ、ケナン・コチャク監督も記者会見などで「チーム残ってほしい選手」とコメントしていた。
だが、「ハノーファーが彼を留めておける条件があるとしたら、それは昇格した場合のみ」(『BILD』)と指摘されるように、来シーズンも2部であることを前提に契約延長した場合は給与面で大幅な減額を提示することになり、「契約を延長する可能性はゼロに近い」(同紙)という。
シャルケは来シーズンに向け、1年での昇格を叶えるために元指揮官のラルフ・ラングニック氏をクラブの中枢に招聘する動きがあるとも伝えられている。果たして、原口は再起をかける名門の扉を叩くのか、今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部