エンゼルスのミッキー・キャラウェイ投手コーチ【写真:Getty Images】

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元メッツ監督のキャラウェイ氏が少なくとも5人の女性に不適切行為

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスのミッキー・キャラウェイ投手コーチが、少なくとも5人の女性にわいせつな行為をしたと米メディア「ジ・アスレチック」など複数の米メディアが報じた。エンゼルス側は、徹底した調査を行うとしている。

 報道によると、少なくとも5人のスポーツメディアで働く女性につきまとい、うち3人に不適切な写真を送付。さらに1人に対しては、その見返りにわいせつな写真を送るよう求めたという。女性たちの容姿についてメッセージを送るなど不快にさせる言動もあったといい、被害女性たちが「彼は本当にしつこかった」と告発した。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は、自身のツイッターで球団広報のコメントを紹介。「報じられている行いはエンゼルス球団の価値観やポリシーに反するものです。我々はこれを非常に深刻に見ており、MLBとともに徹底した調査を行います」と述べており、事実次第ではシーズンにも影響が出てきそうだ。

 キャラウェイ氏は選手として1999年にデビルレイズ(現レイズ)でメジャーデビュー。MLB通算40試合登板で4勝11敗、防御率6.27で、2005年以降は韓国や台湾でもプレーした。引退後はインディアンスで投手コーチを務め、2017年にはメッツ監督に就任。2020年シーズンからはエンゼルスで投手コーチを務め、大谷の指導にも携わっている。(Full-Count編集部)