手が濡れてると効果低下 正しいアルコール除菌のポイント、知ってる?
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2021年1月19日放送の「トリセツ」のコーナーでは、アルコール除菌の正しい使い方を取り上げていました。
コロナ禍でアルコール除菌が生活に欠かせなくなりましたね。
番組では、広島発祥でアルコール除菌の分野に熱心に取り組んでいる企業「フマキラー」。番組ではフマキラー開発研究部の赤坂隆志さんに話を聞いていました。
正しく除菌できてる?(画像はイメージ)
物を除菌するときは...
赤坂さんによると、アルコール除菌スプレーを物に使用する場合の1つ目のポイントは「時間」です。
吹き付けた後には拭かない、または10〜30秒後に拭くと良いそうです。アルコールは液と接触時に効果を発揮するので、スプレーしてすぐに拭き取ってしまうと十分に効果を得られない場合があります。
どうしても拭き取りたい場合は布巾にもスプレーをして、液を塗り広げる形で拭き取るのがお勧めだそうです。
スプレーした後は、ちょっと待つ(画像はイメージ)
物に使用するときの2つ目のポイントが「距離」です。
スプレータイプの場合、効果的に除菌するための距離は20〜30cmだそうです。
近いと広範囲に噴霧できず、遠いと狙ったところにムラができてしまうことがあります。
家の中や手指消毒のポイントは?
家の中でスプレー除菌する時、材質にもよりますが、扉や木製家具などにはアルコールが影響することもあるので、布巾にスプレー液をを染み込ませ拭き取るのがよいそうです。
またコンセントは引火の恐れがあるので直接スプレーしないようにしましょう。
次に手指消毒の場合です。
よく擦り込んで...(画像はイメージ)
お店のアルコール消毒ポンプは少しの量では足らないそうで、15〜30秒ほどしっかりとすり込むことが重要だそうです。
また手洗いをしっかりしたら十分に消毒できるのでアルコール消毒はしなくてもよいとのこと。アルコール消毒する場合は手が濡れていると効果低下するので、乾かしてからするとよいそうです。
少しの意識で変わりますね。
(ライター:momiji)