確かにFCアウグスブルクのシュテファン・ロイター競技部門取締役は、契約を今季いっぱいで満了するラニ・ケディラ(27)に対して、新たな契約提示を行わないのではないか、との報道を否定する発言を行った。しかしながらすでに、その流れはもはや明確だといえるだろう。何の進展もみせないまま、すでに数ヶ月の時がたっており、これは明らかな退団へのシグナルを指し示すものだ。

 元ドイツ代表サミ・ケディラの実弟で、同じくVfBシュトゥットガルトにて育成されたボランチは、2014年から3年間在籍したRBライプツィヒへの移籍をへて、2017年よりアウグスブルクへと加入。そこで中盤の主力として定着を果たすと、ブンデス1部のべ116試合に出場。今季もここまで16試合で出場しており、kicker採点平均3.96をマークしている。