元日本代表DF内田篤人氏【写真:Football ZONE web】

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「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の未公開シーンで、日本代表の攻撃面に言及

 8月に現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏が、自らがMCを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の新番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の中で、11月の日本代表戦に言及した。

 未公開シーンでは「面白いのになぁ、呼んだら」と、オーストリア遠征では未招集だったある選手に触れている。

 鹿島アントラーズで長年活躍した内田氏は、8月23日のJ1リーグ第12節ガンバ大阪戦を最後に現役引退。その後は日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任し、若年層の強化および普及に関わる活動に参加するとともに、「DAZN」の新番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」のMCを務め、欧州で戦う日本人選手の活躍を解説している。

 最新回ではパナマ代表(1-0)、メキシコ代表(0-2)とそれぞれ国際親善試合を行った日本代表のオーストリア遠征を振り返り、未公開シーンの中でゲストの眞嶋優さんが気になった選手として挙げたMF遠藤航(シュツットガルト)とMF鎌田大地(フランクフルト)を、両選手の特徴を踏まえつつ評価。さらに、攻撃面に対する独自の見解を述べた。

 今遠征では10月のオランダ遠征と同様、流れの中から得点を奪えず、MF南野拓実(リバプール)がパナマ戦で決めたPKの1点のみ。課題を覗かせた攻撃陣の連係について、内田氏は「各々の特徴があるので、これが噛み合ってくれば、2トップでも良いし、(前線に)3枚並べても良いし、特徴のある選手がお互いの良いところを出し合えれば流れの中でもチャンスは増えるんじゃないかなと思います」と指摘したうえで、さらにこう続けた。

「前向いてボールをもらったら仕掛けられる選手はいる。久保(建英)くんもそうですけど、右だと伊東(純也)くん、(原口)元気もそうだし、自分でゴリゴリといってシュートまで行ける選手はいるので。今回呼ばれてなかったですけど乾(貴士)とかね。面白いのになぁ、呼んだら、とは思いますけど」

 スペイン1部エイバルでここまでリーグ戦9試合(10試合中)に先発している乾だが、”オール海外組”での構成となった10、11月の代表遠征では未招集に。攻撃面の活性化へ、内田氏は切れ味鋭いドリブルを武器に持つ32歳のアタッカーに期待を寄せているようだ。(Football ZONE web編集部)