トーク入力やレシート撮影でかんたん家計簿「LINE家計簿」の使い方
そんな方におすすめしたいのが、LINEが提供している「LINE家計簿」というアプリ。
LINE本体のトーク機能と連携することで、入力が簡単にできるのが最大のメリットだ。
今回は、LINE家計簿の便利な使い方をご紹介しよう。
■LINEアカウントでログインしてトークと連携
「LINE家計簿」アプリを起動して規約に同意したら、まずはLINEアカウントでログインする。
こうしておくことで、トークとの連携が可能になるのだ。
また、家計簿を第三者に見られないように、パスコードの登録が必要となる。
１.規約に同意後、LINEログインを実行
最初に表示される規約に同意すると、このようなログイン画面が表示されるので、「LINEログイン」をタップしよう。
２.認証を許可する
LINEアプリが起動して認証画面が表示されるので、「許可する」をタップする。
３.パスコードを設定する
続いてパスコードの設定画面が表示されるので、任意の4桁のコードを設定しよう。
手続きが完了すると、LINEアプリにLINE家計簿の公式アカウントが友だち追加されるしくみだ。
■トーク画面から簡単に家計簿に入力
初期設定が完了したら、あとはLINEアプリのトーク画面から品目と金額を送信するだけで、簡単に家計簿に入力できる。
１.LINEアプリでトーク画面を開く
LINEアプリを起動し、LINE家計簿の公式アカウントのトーク画面を開こう。
２.品目と金額をメッセージで送信
メッセージ欄に、「ランチ1250円」のように品目と金額を続けて入力して送信しよう。
３.LINE家計簿に入力される
「支出を入力しました」という返信メッセージが来れば、無事に家計簿への入力は完了。
支出の種別なども自動的に判断してくれるので、非常に楽ちんだ。
また必要に応じて修正や削除もできるようになっている。
４.LINE家計簿アプリで確認
LINE家計簿アプリで入出金リストを開くと、このようにきちんと金額が反映されているのがわかる。
■レシートを撮影して送信するだけで自動入力
LINE家計簿では、レシートを撮影して送信するだけで家計簿をつけることも可能だ。
合計金額だけでなく、内訳までもきちんと反映してくれる。
１.LINEトークからカメラを起動
LINE家計簿の公式アカウントのトーク画面を開き、メッセージ欄左のカメラアイコンをタップ。
２.レシートを撮影して送信
家計簿に入力したいレシートを撮影し、そのまま送信すればいい。
３.画像が読み込まれて自動入力
画像が読み込まれ、しばらくすると返信メッセージで「支出を入力しました」と出れば入力完了だ。
４.必要に応じて内訳を修正
「修正する」をタップすると、レシートの各項目を確認できる。
金額の横に記号などが含まれたレシートは金額が間違っていることもあるので、必要に応じて修正して「登録する」をタップしよう。
■銀行やクレジットカードと連携して自動入力
LINE家計簿では、さらに銀行やクレジットカード、LINE Payとの連携もできる。
期間を指定して明細を取り込むと、家計簿に自動入力してくれるしくみだ。
非常に便利な機能なので、上手に活用しよう。
１.「財産」画面を開く
LINE家計簿アプリの「財産」画面を開き、右上の「＋」ボタンをタップする。
２.連携する金融機関やカードを選択
連携メニューが表示されるので、データを取り込みたい銀行やカードを選択する。
３.金融機関にログイン
選択した銀行やクレジットカードのログイン情報を入力し、取り込むデータの期間を指定する。
最後に「保存する」をタップしよう。
４.明細が自動的に取り込まれる
このように指定した期間の明細が家計簿に反映される。手入力する必要がないので、非常に簡単だ。
■カテゴリー表示にすれば、さらに支出の内訳がわかりやすい
収支はリストで見てもいいが、「カテゴリー」表示に切り替えると、カテゴリーごとの支出が円グラフで表示される。収支がひと目で確認できるのでわかりやすい。
表示を切り替えながら、収支の全体像を把握するといいだろう。
LINE家計簿は、LINEならではの利便性を追求した新感覚の家計簿アプリだ。
使い慣れたLINEトークで簡単に入力できるので、今まで家計簿をつけたことのない人でもとっつきやすくハードルが低い。
これから家計簿にチャレンジしたい方、面倒で何度も挫折したことのある方はぜひ試してみよう。
執筆：しぶちん（ITライター）
