今季初登板で1イニングを3者凡退に抑えたロッテ・佐々木千隼【画像:パーソル パ・リーグTV】

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選手8人を含む計13人が新型コロナ感染も…16年ドラフト1位右腕は8回からの1イニングを3者凡退に抑えた

■オリックス 3-0 ロッテ(6日・ZOZOマリン)

 ロッテは6日、オリックス戦(ZOZOマリン)で0-3で完封負けを喫した。選手8人を含む計13人が新型コロナウイルス陽性と判定され、22選手が絡む大幅な選手入れ替えを余儀なくされ、山本由伸に5回2死までノーヒットに抑えられるなど散発2安打で零敗。優勝争いをするソフトバンクとのゲーム差を縮めることができなかったが、代替選手として昇格した佐々木千隼投手が9回からの1イニングを無安打無失点に抑えた。

 今季初登板は3点ビハインドの9回。遊ゴロ、空振り三振、一邪飛と3者凡退に抑えた。150キロを超える剛速球はなく最速144キロだったが、大きなスライダーで仕留めた。緊急事態の中で勝ち星をつかむことができなかったが、16年ドラフト1位右腕は明るい材料となった。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは「佐々木千隼『復帰登板で三者凡退』」と動画を投稿。ファンからは「#コロナに負けるな千葉ロッテ」「これだけ怪我人やアクシデントが多いにも関わらず、いる戦力で一丸となって戦っている選手はすごいと思います。ファンの私たちが『今シーズンはもうだめだ』と諦めちゃいけない! 26番目の選手として精一杯最後まで応援していきましょう!」「負けても収穫がある。次に繋がる。この現象を受け止め突ッパする」「ここで救世主となってくれ千隼!」などとエールが送られている。(Full-Count編集部)