山口真帆、女優の面白さ「違う自分になれるのが楽しい」 初舞台で難役に挑戦
●太宰治の愛人役「この人生を生きてみたいと思った」
女優の山口真帆が、9月5日に開幕する内博貴主演の「浪漫舞台『走れメロス』〜文豪たちの青春〜」で舞台に初挑戦する。今年1月期に放送された読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で女優デビューを果たし、次なる挑戦として舞台へ。出演を決意した心境や女優の面白さ、思い描く将来像、さらに、新型コロナウイルスによるステイホーム期間をどのように過ごしていたのか、話を聞いた。
本作は、小説家・太宰治の人生を題材とし、太宰が愛した女性たちとの浪漫と波乱に満ちた日々を赤裸々に描く物語。山口は、太宰の愛人の一人であり、太宰とともに入水し自ら命を絶った山崎富栄を演じる。
ビジュアル撮影の日に、役衣装で取材に応じた山口。「初舞台なので今からすごく緊張しています。わからないことがたくさんありますが、共演者のみなさんの良いところをたくさん吸収しながら、観に来てよかったと思ってもらえる作品にしたいです」と初々しく意気込みを語った。
難しい役どころへの挑戦となるが、「富栄は、太宰を愛して愛して、一緒に死んでしまいます。愛のために死ぬというのは私には考えられない。好きな人にそこまで尽くすことはできないと思い、自分が歩んだことのない人生だからこそ、この人生を生きてみたいなと率直に思いました」と出演を決意した思いを明かした。
女優デビュー作となった『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』では、「初めての現場で知らないことがたくさんあり、一緒に出演した方々の技を盗めるようにずっと見ていました。他の方たちが、カメラがどこにあるのか意識して、振り向き方など細かいところまで確認していたので、どのように見られているのか意識しながら演じることも大切なのだと思いました」と、見る側の視点を意識するようになったという。
そして、「違う自分になれることが楽しい」と女優の楽しさを実感しているそうで、「自分について好きではない部分もありますが、役を演じるとなるとその役を愛するので、自分のことも愛することができる」と説明。「大切にしたいことは、その役を愛すること。その役に対しての愛情がなくなってしまったら演じられないと思います」と語った。
演技の楽しさとともに、難しさも痛感。「圧倒的に演技力がまだ足りないですし、もう全部が課題です。今までやったことがないことだったので難しくて、経験を重ねるにつれていい女優さんになれるように頑張らなきゃいけないなと思っています」と気を引き締める。
●ストイックに体づくり「アクションもできるようになりたい」
思い描いている将来像を尋ねると、「一つ一つの仕事に自分の全力を出し切ることが今の課題ですが、いろんな役を演じることができるようになって、いろんな自分を見せられるようになれたら。そして、見ている人を惹きつけられるお芝居が出来たらいいなと思っています」と答え、「アクションもできるようになりたいと思っています。まだアクションの練習はしていませんが、基本的な体づくりはしています」とアクションへの興味も明かした。
さらに、「美容やファッションも大好きなのでそういった仕事もやっていけたら」とモデル業にも意欲。昨年9月に自身初となる写真集を発売し、雑誌のグラビアにも挑戦しているが、「どんなスタイルの服でも着られるように、体づくりは続けています。腹筋や背筋、ヒップアップ、あと、肩幅が狭いのがコンプレックスなので、肩も鍛えています」とスタイルアップへの努力を惜しまず。「腹筋をつけると発声もよくなるので」と女優業のためにもトレーニングを続けている。
ステイホーム期間中もストイックに体を鍛えていたという山口だが、さらにこの期間をどのように過ごしていたか尋ねると、「断捨離していました」と即答。「家具も全部捨てちゃいました。家の中にいる時間が多いと家具も気に入らなくなってしまい、自分の理想の家具をそろえたいなと思って。テーブルも捨てたので今テーブルがない状態です(笑)こだわりも強いので、理想のテーブルに出会えるように、今頑張って探しています」と話した。
取材前の最新ツイッター投稿、「失敗したこと:乗り換え 持っているもの:重い荷物 身に付けたもの:諦めない心」というコメントも気になったのでその真相を尋ねると、「初めて行く場所だと電車の乗り換えに慣れていなくて。今日は乗り換えはちゃんとできたはずなんですけど、降りる駅に止まらなくて。快速とかに乗ってしまったみたいです」と説明。「電車を間違えて全然違う場所に行ってしまうことが多すぎて、最近は『大丈夫! いつものことだ』と思える諦めない心を身につけました」と、東京の複雑な交通網に苦労しつつ、“諦めない心”で乗り越えているようだ。
■山口真帆
1995年9月17日生まれ、青森県出身。2019年に公式サイトと公式ファンクラブを開設した。9月には初写真集『present』を発売。2020年1月期放送の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の第1話にゲスト出演し、女優デビューを果たした。
女優の山口真帆が、9月5日に開幕する内博貴主演の「浪漫舞台『走れメロス』〜文豪たちの青春〜」で舞台に初挑戦する。今年1月期に放送された読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で女優デビューを果たし、次なる挑戦として舞台へ。出演を決意した心境や女優の面白さ、思い描く将来像、さらに、新型コロナウイルスによるステイホーム期間をどのように過ごしていたのか、話を聞いた。
本作は、小説家・太宰治の人生を題材とし、太宰が愛した女性たちとの浪漫と波乱に満ちた日々を赤裸々に描く物語。山口は、太宰の愛人の一人であり、太宰とともに入水し自ら命を絶った山崎富栄を演じる。
ビジュアル撮影の日に、役衣装で取材に応じた山口。「初舞台なので今からすごく緊張しています。わからないことがたくさんありますが、共演者のみなさんの良いところをたくさん吸収しながら、観に来てよかったと思ってもらえる作品にしたいです」と初々しく意気込みを語った。
難しい役どころへの挑戦となるが、「富栄は、太宰を愛して愛して、一緒に死んでしまいます。愛のために死ぬというのは私には考えられない。好きな人にそこまで尽くすことはできないと思い、自分が歩んだことのない人生だからこそ、この人生を生きてみたいなと率直に思いました」と出演を決意した思いを明かした。
女優デビュー作となった『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』では、「初めての現場で知らないことがたくさんあり、一緒に出演した方々の技を盗めるようにずっと見ていました。他の方たちが、カメラがどこにあるのか意識して、振り向き方など細かいところまで確認していたので、どのように見られているのか意識しながら演じることも大切なのだと思いました」と、見る側の視点を意識するようになったという。
そして、「違う自分になれることが楽しい」と女優の楽しさを実感しているそうで、「自分について好きではない部分もありますが、役を演じるとなるとその役を愛するので、自分のことも愛することができる」と説明。「大切にしたいことは、その役を愛すること。その役に対しての愛情がなくなってしまったら演じられないと思います」と語った。
演技の楽しさとともに、難しさも痛感。「圧倒的に演技力がまだ足りないですし、もう全部が課題です。今までやったことがないことだったので難しくて、経験を重ねるにつれていい女優さんになれるように頑張らなきゃいけないなと思っています」と気を引き締める。
●ストイックに体づくり「アクションもできるようになりたい」
思い描いている将来像を尋ねると、「一つ一つの仕事に自分の全力を出し切ることが今の課題ですが、いろんな役を演じることができるようになって、いろんな自分を見せられるようになれたら。そして、見ている人を惹きつけられるお芝居が出来たらいいなと思っています」と答え、「アクションもできるようになりたいと思っています。まだアクションの練習はしていませんが、基本的な体づくりはしています」とアクションへの興味も明かした。
さらに、「美容やファッションも大好きなのでそういった仕事もやっていけたら」とモデル業にも意欲。昨年9月に自身初となる写真集を発売し、雑誌のグラビアにも挑戦しているが、「どんなスタイルの服でも着られるように、体づくりは続けています。腹筋や背筋、ヒップアップ、あと、肩幅が狭いのがコンプレックスなので、肩も鍛えています」とスタイルアップへの努力を惜しまず。「腹筋をつけると発声もよくなるので」と女優業のためにもトレーニングを続けている。
ステイホーム期間中もストイックに体を鍛えていたという山口だが、さらにこの期間をどのように過ごしていたか尋ねると、「断捨離していました」と即答。「家具も全部捨てちゃいました。家の中にいる時間が多いと家具も気に入らなくなってしまい、自分の理想の家具をそろえたいなと思って。テーブルも捨てたので今テーブルがない状態です(笑)こだわりも強いので、理想のテーブルに出会えるように、今頑張って探しています」と話した。
取材前の最新ツイッター投稿、「失敗したこと:乗り換え 持っているもの:重い荷物 身に付けたもの:諦めない心」というコメントも気になったのでその真相を尋ねると、「初めて行く場所だと電車の乗り換えに慣れていなくて。今日は乗り換えはちゃんとできたはずなんですけど、降りる駅に止まらなくて。快速とかに乗ってしまったみたいです」と説明。「電車を間違えて全然違う場所に行ってしまうことが多すぎて、最近は『大丈夫! いつものことだ』と思える諦めない心を身につけました」と、東京の複雑な交通網に苦労しつつ、“諦めない心”で乗り越えているようだ。
■山口真帆
1995年9月17日生まれ、青森県出身。2019年に公式サイトと公式ファンクラブを開設した。9月には初写真集『present』を発売。2020年1月期放送の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の第1話にゲスト出演し、女優デビューを果たした。