イベントが軒並み中止に(2015年11月撮影)

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東京ディズニーリゾートは2020年7月10日、公式サイトで来年(21年)3月25日までに予定していたスペシャルイベント・プログラムを中止すると発表した。SNSでは惜しむ声が相次ぐ一方、安堵の声も寄せられている。

「イベントがないと季節感が狂う」

ディズニーリゾートは新型コロナウイルスの影響で2月29日から臨時休園していたが、入園者の制限やキャラクターとのグリーディングを中止するなどコロナ対策をした上で7月1日より営業を再開している。

そんな中、来年の3月下旬までに開催される予定だった「ディズニー・ハロウィーン」「ディズニー・クリスマス」「お正月のプログラム」など、全12件のイベント・プログラムを中止すると発表した。また毎年大晦日に開催されるカウントダウンイベント「ニューイヤーズ・イヴ」も実施しないという。

これを受けてツイッターでは「残念だけど、イベント開催すると密になるからね」「お客のこと考えたら当然だと思う」など、中止は妥当とする声があがっている。また「イベントがないと季節感が狂う」「ハロウィーンもクリスマスも中止なのか...悲しい」と惜しむ声も尽きない。

しかし一方で、「Dハロ」と省略されるハロウィーンの仮装イベントについて、一部のコスプレイヤーがマナーを守らない点に触れ「中止と聞いて安心してる」「今年はパークをコスプレ会場と勘違いしてるレイヤーを見なくて済む」など安堵のコメントも多数散見された。

中にはイベント中止を受け入れつつも対応策として、BGMや食事、園内の装飾だけでも季節感のある仕様にしてほしい、との要望も上がっている。日本のツイッターでは「Dハロ中止」「クリスマス」などディズニーに関する単語がトレンド入りを果たした。