育ったクラブに「驚くべき復帰」をした10名のスター
先日驚くべきニュースが入ってきた。2019年夏に現役を引退していたあの選手が、突如古巣でプレーすることを決めたという…。
今回はそんな「自分が育ったクラブに驚きの復帰を決断した9名の選手」を特集しよう。
アリエン・ロッベン
復帰したクラブ:フローニンゲン
世界に「左利きの右ウイング」を広めた第一人者といえるロッベン。チェルシー、レアル・マドリー、バイエルンでプレーし、昨年現役引退したが…1年の休息を経て来季はプロデビューしたクラブであるフローニンゲンで復帰することが決まった。すでにチケットがバカ売れしているそう。
ディルク・カイト
復帰したクラブ:フェイエノールト、クイック・ボーイズ
フェイエノールトやリヴァプールで活躍した稀代の献身的万能戦士。フェネルバフチェから2015年にフェイエノールトへ戻ったと思えば、2018年には18歳の時にプレーしていたクイック・ボーイズに復帰して引退している。
ヘンリク・ラーション
復帰したクラブ:ヘルシンボリ
スウェーデンが生んだ伝説的FW。フェイエノールトとセルティックで長くプレーした後、バルセロナでも活躍。35歳で古巣のヘルシンボリへと戻っている。さらに2013年には42歳でユース時代を過ごしたヘーガボリで現役復帰も。
ポール・スコールズ
復帰したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
移籍ではないが、驚きを与えた復帰をしたのがスコールズだ。少年時代から過ごしてきたマンチェスター・ユナイテッドで引退を決断したが、次のシーズンに怪我人が続出したことから復帰を決断。その辺で買ったという安いスパイクで出場し、普通に活躍…次のシーズンもプレーして再び引退した。
マルク・オフェルマルス
復帰したクラブ:ゴー・アヘッド・イーグルス
アヤックスで大ブレイクし、アーセナルとバルセロナでもプレーした快速ウインガー。度重なる怪我もあって2004年に引退を決断したが、2008年にユース時代を過ごしたゴー・アヘッド・イーグルスで現役復帰。24試合に出場した。
フアン・カルロス・バレロン
復帰したクラブ:ラス・パルマス
デポルティーボ・ラ・コルーニャで大活躍したリーガ稀代の司令塔。大きな怪我を経験した後、38歳で出身地カナリア諸島にあるラス・パルマスへと復帰し、再びピッチで輝きを見せた。
エドウィン・ファン・デル・サール
復帰したクラブ:ノールトワイク
アヤックス、ユヴェントス、フラム、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したオランダ伝説の守護神。2011年に41歳で現役引退し、それからは解説者を経てアヤックスのGMになっている。2016年にはユース時代に所属したノールトワイクから「GKが怪我したので戻ってきてくれ」と言われ、1試合のみプレーしている。
フアン・セバスティアン・ベロン
復帰したクラブ:エストゥディアンテス
「小さな魔法使い」の異名をとったアルゼンチンの伝説的司令塔。マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーでは若干不完全燃焼に終わり、2006年にプロデビューしたクラブであるエストゥディアンテスに復帰。2012年に引退したが、次年度に現役復帰した。
2014年には再び引退し、さらにクラブの会長に就任している。なお、2016年にも「65%のチケットが売れたら復帰する」と宣言し、短期間のみプレーしている。
リヴァウド
復帰したクラブ:モジミリン
選手生活の晩年で母国に戻るブラジル人選手は数多いが、その中でも注目すべきはリヴァウドだろう。デポルティーボ・ラ・コルーニャやバルセロナで活躍を見せ、2002年ワールドカップの優勝も経験した攻撃的MFは、20〜22歳の頃に所属していたモジミリンというクラブに戻った。
2010年に復帰したあと、一時サンパウロとカブスコルプ、サンカエターノに移籍して現役引退したが、2013年12月に再びプレーを再開。モジミリンで会長兼選手となり、2015年にはなんと息子のリヴァウジーニョとチームメイトになった。
佐藤寿人
復帰したクラブ:ジェフユナイテッド千葉
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日本で古巣に復帰したといえば佐藤寿人。双子の兄勇人とともにジェフ市原でデビューし、その後セレッソ大阪、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島、名古屋グランパスでプレーした。J1通算400試合出場を達成した後、18年ぶりに古巣ジェフへと復帰している。