Jリーグ、7月10日から観客動員へ 8月1日には50%動員を目指す
第6回実行委員会を開催、村井チェアマンがウェブ会議で説明
Jリーグは9日に第6回実行委員会を行い、村井満チェアマンがウェブ会見に出席した。
7月10日から観客を動員していき、8月1日には新型コロナウイルスの感染状況を見つつ50%の動員を目指すという。
日本中に蔓延する新型コロナウイルスの影響で、Jリーグは2月にJ1、J2の開幕節を迎えたあと、中断が決定。その後、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1が再開予定だったが、4月3日に白紙に戻すことで合意した。また4月から5月にかけて政府から緊急事態宣言が出されたため、再開時期は未定のままだった。
そんななか、緊急事態宣言も解除され、ようやく再開日程が決定。すでに各クラブは入念なウイルス対策を講じて、練習を再開している。選手のフィジカル的な負担も考慮して、1カ月以上の練習期間を確保したうえで、リーグ戦は6月27日にJ2とJ3から始め、J1は7月4日から行う。
再開は無観客で行われるものの、7月10日から観客を5000人またはスタジアムの50%(人数の小さいほう)、8月1日からは50%の動員を目指すという。政府のガイドラインに従って定められたもので、感染状況を見つつ、対応していくこととなる。
また、選手・監督・スタッフ・コーチなどを対象にした第1回PCR検査は6月20日を目途に行われる模様だ。(Football ZONE web編集部)