スカイグラウンドが運営していた店舗(帝国データバンク撮影)

写真拡大

 (株)スカイグラウンド(TDB企業コード:010957982、資本金500万円、北海道札幌市中央区南7条西5-289-62、代表田川英人氏)は、4月29日付で事業を停止し、4月30日に札幌地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は麻生有美子弁護士(北海道札幌市中央区南1条西10、札幌協和法律事務所、電話011-281-0868)ほか。 

 当社は、2007年(平成19年)9月設立のカラオケ店の運営会社。店舗名を「美食カラオケ空間 エルカーサ」として運営を手がけていた。同カラオケ店は、大人数収容可能な個室を擁し、料理も高級志向をコンセプトに提供。また、2011年には同店の近隣においてもう1店舗の運営を開始していた(その後閉店)。

 こうしたなか、新型コロナウイルスの影響から来店客が減少、先行きの見通しが立たず、今回の事態となった。
申し立て時の負債は約2500万円だが、その後変動する可能性がある。

 新型コロナウイルスの影響による道内の倒産でカラオケ店の倒産は初めてとなる。