新型コロナウイルス関連倒産の発生時期分布

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28都道府県で発生、月末月初に集中

　2020年4月17日16時現在で判明している新型コロナウイルスの影響を受けた倒産（法的整理または事業停止）は、全国に64件（法的整理35件、事業停止29件）。

　エリア別では「関東」が15件で最多。「北海道」「近畿」（各10件）、「中部」（8件）、「九州」（7件）、「中国」（6件）、「北陸」（4件）、「東北」（3件）「四国」（1件）。都道府県別では「東京都」（12件）が最多。以下、「北海道」（10件）、「兵庫県」（6件）、「広島県」（4件）、「大阪府」「福岡県」（各3件）となっており、28都道府県で発生。

　業種別では、旅館・ホテルなどの宿泊関連をはじめとする「観光関連事業者」が22件（構成比34.4％）、居酒屋、バイキングレストラン、ビアレストラン、ラーメン店などの「飲食関連事業者」が18件（同28.1％）となり、両事業者で全体の62.5％を占めている。4月15日にはパチンコホール経営業者として初の関連倒産が発生した＜（株）赤玉、東京都杉並区、破産、負債37億円＞。

　発生日別（法的整理日を優先）では3月31日が9件（構成比14.1％）で最多。以下、4月10日（7件、同10.9％）、3月30日、4月1日（各5件）と続き、月末月初に集中している。