無印良品で販売されている『オーガニックコーヒー カフェインレス豆』をご存じでしょうか。

デカフェにありがちなスカスカしたテイストではなく、意外としっかりコーヒー。微妙にクセはあるものの、酸味寄りのバランス型として常飲に耐える味わいとなっていますよ。

無印良品|オーガニックコーヒー カフェインレス豆|690円

無印良品の『オーガニックコーヒー カフェインレス豆』は690円(税込)。その名のとおりのデカフェ豆で、カフェイン除去率は公称値97%(除去方式は不明)。内容量や仕様については下記のとおりです。

コーヒー豆の仕様・コスパ容量|200g100g単価|345円生豆生産国|ホンジュラス焙煎|フレンチロースト(推定)カフェイン除去率|97%

かなりロースト深めの仕上がりですね。推定でフレンチローストといったところ。豆はサイズ感が揃っていて、目立った焙煎ムラもなし。作りがていねいな印象ですね。

味の傾向は?

味の傾向(ペーパードリップ)苦味 ■■□□□酸味 ■■■□□甘味 ■□□□□コク ■■□□□香り ■□□□□

カフェインレスコーヒーなので、どうしても通常のコーヒー豆と比べると風味は劣りがち。その中で本品は、わりと “しっかりコーヒー” しています。傾向としては、酸味寄りのバランス型を好む人におすすめです。

カフェインレスコーヒーにありがちな “味のスカスカ感” はなし。やわらかな酸味に、ほんのりクセのある苦味。コクや甘さは弱め。やや酸味に傾いたバランステイストといったところでしょう。クセについては、精製過程の発酵臭がわずかに乗っている印象。加えて、見た目のロースト感ほどの苦味はないんですけど、デカフェなりに味を深めるために焙煎を強めているのか、“焦げた苦味” に感じなくもないんですよねぇ。

とはいえ、身近で手に入るカフェインレスコーヒー豆としては出来が良く、好みを分けないテイストにまとまっていると思いますよ。

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開封後はコーヒー豆を密閉容器に移し、日の当たらない暗所で保管しておくのがおすすめです。なお、冷蔵庫で冷やしたコーヒー豆を飲む際は、必要な分だけ常温に戻しておくとよいでしょう。