キミヒとゴレツカの基金、既に3倍の金額が集まる
ドイツ代表でもチームメイトである、バイエルン・ミュンヘン所属の2選手、ジョシュア・キミヒとレオン・ゴレツカが、先週金曜日に立ち上げた基金『ウイ・キック・コロナ』にて、みずから100万ユーロ(およそ1億2000万円)を寄付したことが伝えられたが、すでにその金額は3倍以上にまで広がっていることが明らかとなった。
今回の基金については、求めている者、そしてさらに寄付をしたい者を、公式ページにて募るスタイルがとられており、その結果、2日が経過した時点ですでに300万ユーロ(3億6000万円)以上が集まっている。なお最初の監督としての同プロジェクトへの寄付者となったのは、元バイエルン監督のニコ・コヴァチ氏。
さらにバイエルンでは、得点王ロベルト・レヴァンドフスキが、妻のアナさんと共に100万ユーロ(1億2000万円)を寄付したことが明らかになっており、ドイツの大衆紙ビルトにて「この困難な状況を皆で残り超えていかなくては」と述べ、「誰でも起こりうること。だから指示にしっかり耳を傾けてほしい。責任ある行動を」と訴えている。
トーマス・ミュラーは「このウィルスと闘う、全ての人々へ感謝している」と、自らのインスタグラムへ投稿し、「どれほどの苦労か想像もつかない」とした上で、今は自宅でトレーニングを行っているところだが「意見交換は行っているし、互いに鼓舞しあっているよ」とも明かした。「来るべき日に備えて、しっかりとやれている」