こんなにくっきり形が見えるの? カメラのレンズに降り注いだ「雪の結晶」が幻想的
「カメラに落ちてきた雪の結晶がめっちゃキレイでした」
こんな一文とともにツイッターに投稿された写真が話題になっている。屋外で撮影していたところ、降ってきた雪の結晶がきれいに見えたということらしい。
その写真がこちらだ。
黒いカメラにくっきりと残る、絵にかいたような白い雪の結晶。あまりの美しさに、本来ならば撮る側であるはずのカメラが撮られる側に回っている。投稿主によれば雪はなかなか溶けなかったといい、現場は相当寒かったことが伺える。
投稿したのはツイッターユーザーのKenKen(@KenKenPhoto)さん。2020年2月6日のこの投稿は大きな反響を呼び、
「スゴい 合成かと思った!!」
「うわぁ〜キレイ 自然の素晴らしさに感動しますね」
「雪の結晶って本当に雪の結晶なんだ...綺麗...」
といった声が寄せられている。
「カメラがキンキンに冷えてました」
iPhoneで撮影(画像はKenKen@KenKenPhotoさん提供)
Jタウンネットは2月9日、投稿者のKenKenさんを取材した。
KenKenさんによれば、撮影場所は島根県奥出雲町にある「道の駅 奥出雲おろちループ」付近。雪の結晶は6日の17時ごろに撮影したという。
この日、KenKenさんはJR木次線と雪の風景を撮影しに来ていた。撮影を終えたとき、カメラやレンズの上に大きな雪の結晶がついているのに気づき、iPhoneで撮影した。当時の気温は、車の表示でマイナス3度くらいだったという。
写真では「SONY」の文字より大きく見える結晶もある。KenKenさんが計ったところ、SONYのロゴは1文字あたり1辺3ミリほどとのことだ。
「木次線はかなり本数が少なく、けっこう長い時間外で待ってたため、カメラがキンキンに冷えてました。だからなのか、降ってきた雪の結晶がなかなか溶けませんでした」
当時の状況をこのように話すKenKenさん。ちなみにその時撮っていた写真がこちらだ。
映画のワンシーンのよう(画像はKenKen@KenKenPhotoさん提供)
雪化粧をした山の中を、朱色の列車が走り抜ける。こちらも映画のワンシーンに出てきそうな1枚だ。