買い物をすませて店を出る石田

 正月休みも終盤の1月5日、都内の高級デパートの食品売場に石田ゆり子(50)の姿があった。巻いているストールは、自身のインスタグラムで紹介した、お気に入りのものだ。メガネをかけて “変装” していたが、周囲の人はひと目で彼女と気づいていた。

「石田さんは、閉店間際に来て、ささっと買い物をすませて帰っていかれました。この前、なんかレトルトカレーを買い込むのを目撃しちゃって。お好きなのかしら(笑)」(買い物客)

「奇跡の50歳」といわれる石田は、いまだに独身。親元を離れて以来の “おひとりさま生活” は、すっかり板についている。3年前に始めたインスタグラムでは、愛猫4匹と愛犬1匹との生活をアップし、2つのアカウントでの総フォロワー数は、約300万人にものぼる。

「ヒロインを務める映画『サイレント・トーキョー』の公開が、今年の12月に決まっています。複数の大手企業のCMにも抜擢されて、仕事は順調。いつまでも透明感を放ち続ける彼女を、『第2の吉永小百合』と称賛する声もあります」(テレビ局関係者)

 2016年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)出演以降、再ブレイクしている彼女。だが、人生観は意外に堅実だ。

「石田さんは自宅として、高級住宅街に3階建ての一戸建てを所有し、そのほか高級マンションを2部屋も所有している。その2部屋は、不動産投資のためといわれています。

 彼女は、個人事務所社長として会社を切り盛りするほど、非常に頭の切れる女性。なので、“副業” で経済的な余裕を持ちたいのでしょう」(芸能関係者)

 早くも、老後への準備を始めているようだ。そして「彼女にはもうひとつ夢があって……」と前出の芸能関係者は続ける。

「石田さんは、バラエティ番組で共演しプライベートでも “アニキ” と呼んで慕っている天海祐希さんと、『独身の仲間同士、年を取ったらマンション1棟を2人で所有して、同じ建物内に別々の部屋を持って暮らしたいね』と、老後の生活の話をしています。

 そこに、マツコ・デラックスも『加わりたい』と言っているそうです」

 今後も、独身生活を貫く気持ちに変わりはないようだ。

「いまはペットの世話もあり、男性共演者たちと飲みに行くこともないようです。しかも、『ペットのために、泊まりの仕事はしない』と決めているそう。

 自分のペースで仕事をして、好きなことを続けながら生きるのが彼女らしさ。レトルトカレーを大量に買って、家で食べているのも、そのひとつでしょうね」(女性誌記者)

“おひとりさま” は、彼女らしさなのかも。

(週刊FLASH 2020年1月28日号)