12月13日(金)公開のアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、宮沢りえデビュー作の実写映画の記憶が色褪せない名作がアニメ映画化。宮沢が演じた中山ひとみが廃工場に立てこもり大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開される。

学校では目立たない歴史マニア・守役に北村匠海、守が片思いしているヒロイン・綾役に芳根京子、“2020年の中山ひとみ”役に宮沢りえが声を当てる。

Sano ibuki

本予告では、高校生の守が「逃げましょう……大人に見つからない場所に!」と、親の都合で強引に引っ越しが決まった綾に逃避行を提案したことから始まる7日間のバースデー・キャンプが、大人たちを巻き込む“戦争”に発展していく様子が描かれる。

さらに、かつての”七日間戦争”を知り、「大事なのは結果じゃなくてチャレンジすることよ」と子どもたちへエールを送る、宮沢りえ演じる中山ひとみの姿と声も初お披露目となった。

本作の主題歌を「時代を魅了する声」と称され、一聴した者を虜にするその歌声と作家性の高い楽曲が口コミで話題となった新進気鋭のシンガーソングライター・Sano ibukiが担当する。映画を彩る「決戦前夜」(本予告使用楽曲)、「おまじない」、「スピリット」の3曲の主題歌を書き下ろした。

Sano ibuki コメント

初めて「ぼくらの七日間戦争」に触れたのは、10代にもなっていない頃だと思います。

自分にはない強さを持っている主人公達に圧倒され、そして憧れを抱いたことを憶えています。

そんな作品の主題歌を担当させて頂けるということはなんとも不思議な感覚で、感慨深いです。

原作とは違う時代、場所、人ではありますが、村野監督の原作にも劣らない信念を持ったこの作品の、強く眩しく、そして儚い様を音楽として形にできないか模索した末にこの曲達が出来ました。

主人公達の7日間の闘いと共にお楽しみいただければ幸いです。

村野佑太監督 コメント

初めてSano ibukiさんの音楽に触れた時、疾走感のある音楽と、魂そのものでもがいているような歌詞で綴られた世界観にすっかり魅了されてしまいました。優しく力強い声と、愛しさに溢れているのにどこか荒廃を纏って映る曲のビジョンは、大人への成長の中で揺れる若者の脆さと美しさに溢れているように思えます。『7日間戦争』という古典名作の中から響くibukiさんの新しい世界が、多くの人の心に届く事を願っています。

映画『ぼくらの7日間戦争』は12月13日(金)全国ロードショー

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