主人公は社長ライダー！「仮面ライダーゼロワン」テーマは“人工知能=AI”、女性ライダーも登場

2019年7月17日 13時40分

特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」が2019年9月1日（日）9：00よりテレビ朝日系にて放送される。17日、都内にて行われた制作発表会見に高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、児嶋一哉（アンジャッシュ）が出席した。

令和に入り1作目の仮面ライダーとなる本作は、新しい時代の到来にふさわしいAI=人工知能をテーマに展開。AIに最も影響を受けるのは仕事として、各話でスポーツ選手や医師、料理人、漫画家など、子供達が熱い視線を送る職業の世界を舞台に、そこにAIが導入された未来の姿とその環境下で生まれる悪との戦いを描く。

主人公は、AI企業の社長にして仮面ライダーゼロワンに変身する青年・飛電或人（ひでんあると）。AIロボがテロリストのハッキングを受け暴走し、社長ライダーの飛電或人は人工知能技術を巡る戦いに身を投じていく。

飛電或人（ひでんあると）／仮面ライダーゼロワン役高橋文哉

亡き父の笑顔が見たい、という思いを実現するべく、お笑い芸人の道を志すが、お笑いのセンスは皆無。売れない芸人として細々と活動していた。或る日突然、祖父・飛電是之助の遺言により飛電インテリジェンスの二代目社長に任命される。一旦は拒否したものの、暴走するヒューマギアを目の当たりにし、社長の座に就く者のみが使用できるゼロワンドライバーで仮面ライダーゼロワンに変身。飛電インテリジェンス社長に就任し、仮面ライダーゼロワンとして「滅亡迅雷.net」によって暴走するヒューマギアとの戦いに身を委ねる。

不破諌（ふわいさむ）／仮面ライダーバルカン役岡田龍太郎

対人工知能特務機関「A.I.M.S.」の隊長。戦闘能力に優れ、都市の治安維持のため、テロリストと戦っている。かつて飛電インテリジェンスによる実験としで発生した謎の爆発事故で負傷。事故の原因がヒューマギアの暴走によるものだと信じており、事故原因を隠蔽する飛電インテリジェンス、そしてヒューマギアを“殺人マシン”と憎悪している。「A.I.M.S.」の特務を全うする以前に、ルールを破ってでもヒューマギアを倒すことが正義と考え、飛電インテリジェンス社長の或人にも偏見と反抗心を持っている。ただ、或人の面白くないギャグのツボが世界で唯一ハマる人間でもある。

イズ役鶴嶋乃愛

飛電インテリジェンス社長秘書。秘書型AIアシスタントのヒューマギア。社長の指示を聞く秘書に特化したAIロボだが、或人とともに仕事をすることで様々なことをラーニングし、変化していく。或人社長と常に行動をともにし、仕事や戦いを忠実にサポートするが、或人のつまらないギャグをいちいち説明するため、或人に嫌がられる。

刃唯阿（やいばゆあ）／仮面ライダーバルキリー役井桁弘恵

対人工知能特務機関「A.I.M.S.」の技術顧問。諌と唯阿が仮面ライダーへと変身する「A.I.M.S.ショットライザー」の開発に関わっており、「A.I.M.S.」では技術的な指導やメンテナンスを行っている。理系の頭脳を持ちながら戦闘能力に優れ、都市の治安のためテロリストと戦う勇敢な女性戦士。ヒューマギアに対して憎悪を剥き出しに戦う諌を抑えようと対立する。

迅（じん）役中川大輔

テロリスト「滅亡迅雷.net」の行動係。滅とともに人間を攻撃対象とするデータをヒューマギアに拡散し、悪の行動倫理に書き換えて暴走するように仕向ける。子供のような無邪気な性格で破壊行動を仕掛けていく。

滅（ほろび）役砂川脩弥

テロリスト「滅亡迅雷.net」の司令塔。人類よりもAIの方が優れていると信じている。「滅亡迅雷.net」を立ち上げ、実用化されたヒューマギアをハッキングによって次々と殺戮マシンへと変えていく。「笑い」をポリシーとする或人とは、けっして交わることのないライバル。「人類が絶滅危惧種となる日は近い」が口癖の冷酷な男。

福添准（ふそぐえじゅん）役児嶋一哉（アンジャッシュ）