小栗旬が主演を務める映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』より、太宰治と3人の女たち、また太宰を取り巻くキャラクター陣の場面写真が一挙解禁となった。

天才作家・太宰治(小栗旬)と、その妻・美知子(宮沢りえ)、作家志望の愛人・静子(沢尻エリカ)、太宰の最後の愛人・富栄(二階堂ふみ)の、太宰を愛する3人の女たちの実話をもとにした本作。

監督は、世界屈指の写真家であり、衝撃的な成功を収めた映画『さくらん』(07)や『ヘルタースケルター』(12)に続き、今年は『Diner ダイナー』(19)の公開も控えるトップクリエイター、蜷川実花。主人公・太宰治を演じるのは、小栗旬。夫・太宰を献身的に支える正妻・津島美知子役に宮沢りえ、太宰の愛人であり弟子でもある太田静子を沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄を二階堂ふみが演じるなど、各世代を代表する超豪華女優陣が一堂に会し、体当たりの演技を披露。さらに太宰と女たちを取り巻く男性陣にも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら超豪華キャストが集結した。

解禁された場面写真には、正妻・美知子(宮沢)と2人の子どもに囲まれる一方で、愛人の静子(沢尻)と恋人のような甘い空気で見つめ合う姿や、富栄(二階堂)と密着する太宰の、3人の女たちとのスキャンダラスな恋を感じさせる姿が映し出されている。

太宰と絡む文豪や編集者を演じる成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら俳優陣の場面写真もあわせて解禁。無頼派を代表する作家で同士である坂口安吾(藤原)から「地獄に堕ちて書いてるか?」と発破をかけられ、心を許す親友作家・伊馬春部(瀬戸)と酒を酌み交わし、若き小説家・三島由紀夫(高良)に挑発されながら”本当の傑作”を追い求める太宰。

一方で、太宰の子どもを身ごもった静子の弟・薫(千葉雄大)からは認知を迫られており、女たちに求められるがままに応え、ゆえに女たちを傷つけている修羅場の太宰に対し、若手編集者・佐倉潤一(成田)は「書いてください!『人間失格』。先生にしか書けない、どこまでも罪深い小説を!」と言い放つ。そして、雪が降りしきる中、虚ろな表情でただずむ太宰の姿も。蜷川実花にしか作りえない至極の艶やかな世界観に染まった豪華実力派俳優たちが、本編で魅せる圧巻の演技にも期待が高まる。

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国公開

(C)2019「人間失格」製作委員会

映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド