『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』初日舞台挨拶が5日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、乃木坂46の秋元真夏、齋藤飛鳥、桜井玲香、堀未央奈、与田祐希、監督の岩下力が登壇した。

2011年の結成から、着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長した乃木坂46。そんな彼女たちにとっての、前作『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』(2015年公開)から4年ぶりとなるドキュメンタリー映画第2弾。

完成した作品を観て、秋元は「いくちゃん(生田絵梨花)とのシーンがたくさんあるんです。才色兼備で清楚で可愛い女の子というイメージがあると思うんですが、この映画だとすごくかっこいいんです。支えになるような言葉をかけてくれて、映画を観終わった後に『あれ?私、いくちゃんと付き合ってるんだっけ?』っていう錯覚を起こすくらいかっこいい!もしかしたら、彼氏かもしれない」と告白。

齋藤は「(付き合ってる?発言に)違いますよ」、桜井も「ちょっとわからない」と猛ツッコミ。堀が「なんでいくちゃんを男に仕立てあげたんですか?」と聞く一幕もあった。劇中では、秋元が生田の匂いを嗅ぐ姿も捉えられており、桜井や齋藤の匂いを「玲香はゴージャス!飛鳥は洗いたてのバスタオルの匂い」と表現していた。

齋藤は「高山(一実)と西野(七瀬)が2人で雑誌の撮影で小旅行をしているんです。2人が寝転がってて、それを上から撮った映像がすごく綺麗で。楽しそうなんだけど、ちょっと高山が寂しそうな顔してるな〜と。観ていて胸がぎゅーっとなりました」と印象的なシーンを明かす。

一方で与田は、齋藤飛鳥と大園桃子に「密着しててスキンシップがすごい。中でも、桃ちゃんが飛鳥さんの“あれ”を食べてるシーンがあって(笑)いいなぁって、ちょっとヤキモチやきました(笑)」と笑みを浮かべていた。

前作から4年ぶりとなった今回のドキュメンタリー映画。リーダーとしてグループを牽引してきた桜井は、“グループの変化・成長”について聞かれ、「責任感がものすごく増したと思います。最初の頃は『ドームに立ちたい』『紅白に出たい』と、ちょっと背伸びした目標が言えなくて。そういうのがなくなって、ちゃんと自信を持って自分たちが今いるレベルより、ちょっと上のことも背伸びして言えるようになった。そう変われたから今いろんなことを経験できている」と明かした。

そんな桜井に、秋元は「円陣をライブ前に組む時や、ライブのMCの最後をまとめてくれる時、大事な局面で玲香がまとめてくれる。正直、昔は言葉が刺さらなかった(笑)今はド直球でズーンと心に刺さる。本当に良い言葉を残してくれる」と暴露。「最初の言葉のダメージが…」と落ち込む桜井を見て、齋藤は「玲香はいつも最高!素晴らしい顔面してる!声も良い!歌もダンスも演技も全部できる!こんな人いない!素晴らしいです!最高!ゴージャスな香りもする!」と褒めちぎる。桜井が「あなた今まで褒めてくれたことない(笑)」とツッコミ、仲睦まじい様子に会場は笑いに包まれていた。

一方、3期生・4期生が加入し、先輩として活動するようになった堀。環境も変わり、「(1期生の)先輩に追いつけるよう頑張らなきゃと、焦りのようなものがあったのですが、3期生・4期生が入ってきてくれて、『後輩を気にかけたい』と思うようになった。失敗や後悔、辛い思いをさせたくないと思い、何かアドバイスをしたりするように常に心がけています」とコメント。秋元は「細かい(ダンスの)振りの違いを率先して言ってくれるんです。後輩なのにすごく頼もしいし、引っ張っていってくれる存在」と堀の成長ぶりを明かした。

さらに、加入から3年が経つ与田に桜井は「めちゃくちゃ成長しました!一番最初の全国ツアーなんてもう、一番最後の締めを一人で言わなきゃいけないんですが、だんだん回を重ねるごとに『言うことがないです!』って大園と2人で大泣きしてたよね(笑)今はそれが全然ないから、成長したなと思います」と言葉を贈った。なお、イベントに登壇する予定だった白石麻衣は体調不良のため欠席となった。

映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』は7月5日(金)よりロードショー

(C)2019「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

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