横浜流星が主演を務める映画『いなくなれ、群青』の場面写真が解禁となった。

第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕による青春ミステリー小説『いなくなれ、群青』を実写映画化した本作。主演は、数々の映画で主演を務め若手実力派としての実績を重ねる注目俳優・横浜流星。本作では、ミステリアスな雰囲気を身にまとう「七草」を演じる。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女「真辺由宇」役に飯豊まりえが扮する。監督は、アメリカの高校在学中の2001年に短編映画でバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞し、帰国後、カメラマン・映像監督として活動をしてきた新鋭・柳明菜が務める。

解禁となった場面写真では、意味ありげに切ない表情で佇む2人と、さらに遠くを見つめる七草と真辺由宇を写した2枚。この2人が織りなす物語の期待感を掻き立てる場面写真となっている。さらに、横浜流星、飯豊まりえ、柳明菜監督のコメントも到着した。原作の持つ繊細な空気感や世界観が、どのように映像表現されているのか。映画『いなくなれ、群青』は9月より劇場公開。

横浜流星 コメント

世界観が幻想的で素敵で、ミステリーだけどファンタジー要素も含まれているところに惹き込まれました。何より10代に感じる繊細な心情や言葉や表現に魅了され、2人の恋よりも純粋な関係に温かく愛おしい気持ちになれる作品です。僕が演じる七草は、真辺との再会をきっかけに島の謎や事件に関わっていくことになります。その中で色々な感情に駆られますが、感情を表に出さない少年です。七草と真辺の空気感を大切に、七草の繊細さを丁寧に演じました。

飯豊まりえ コメント

わたしが演じさせていただいた真辺由宇は、階段島という異質な閉鎖的空間の中で、唯一、島から出ることに立ち向かおうとする理想を強く持ち、自分の気持ちに正直で素直な女の子です。人が成長していく過程で忘れてしまうもの。記憶から捨ててしまうもの。誰しもが必ずは経験があると思います。この作品に出会ってくださった方の中にある「忘れられない捨てたい記憶。」それら、自分の弱い部分を許して受け入れるきっかけになりますように。

柳明菜監督 コメント

映画化するにあたり、この作品独特の世界観を大切にしたく、脚本を作る上ではセリフ回し、撮影に向けてはロケーションや映像面での挑戦が多い作品でした。七草を演じる横浜流星さん、真辺を演じる飯豊まりえさん、お二人の空気感とエネルギーに加え、熱量の高い役者陣によって、純度の高い作品に仕上がったと感じています。

映画『いなくなれ、群青』は9月より全国公開

(C)河野裕/新潮社 (C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

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