ブノワ・ペール【写真:Getty Images】

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ペールのラケットのグリップが真っ二つに、昨年のシーンに再脚光

 男子テニスの世界ランク6位・錦織圭(日清食品)は26日、ドバイ選手権の1回戦で世界ランク65位のブノワ・ペール(フランス)と対戦する。錦織にとって過去5勝2敗と勝ち越している同じ29歳の相手。ATP公式中継サイト「テニスTV」は昨年大会で、ペールに起きたまさかの悲劇の瞬間を動画で公開。グリップが真っ二つに折れてしまうシーンにファンも衝撃を受けている。

 こんなシーンは見たことがない。ペールが悲劇に襲われたのは1年前のドバイ選手権だ。ボルナ・チョリッチ(クロアチア)との2回戦。ショットをリターンしようとした瞬間、ラケットのグリップが真っ二つに折れたのだ。

 これには立派な髭を蓄えたペールも思わず苦笑い。使い物にならなくなったラケットを手に力なく肩を落とすしかなかった。

 衝撃的なラケット崩壊シーンを、テニスTVは「ブノワ・ペールが思っていたのとは違ったラケットの壊れ方」と題して動画を公開。ファンも衝撃を受けた様子で、改めて反響を寄せている。

ファンも呆然「こいつは1年で何本のラケットを壊すんだ」

「ウソでしょ。理解できない(笑)」
「これはバボラ(ラケットメーカー)のせいだね(笑)」
「今まで見たことがない」
「これは“ブレイクポイント”だね!」

 ペールといえばラケットを破壊で有名。トリッキーなプレーで脚光も浴びるが、しばしばラケットを叩きつけて破壊し、顰蹙を買うこともある。

 それだけに「これは、彼がいつもラケットを叩きつけて、悪い態度をとっていることへの天罰だな」「こいつは1年で何本のラケットを壊すんだ」などと呆れるような声も上がっていた。

 初戦で当たる錦織としては、ペールがフラストレーションをためるような展開にしたいところだ。(THE ANSWER編集部)