初音ミクを助手席に。クルマに連動してミクがしゃべるアプリ「osoba」〜Honda×ドワンゴのコラボで実現
カスタムカーイベント「東京オートサロン」会場より。ホンダとドワンゴが『初音ミクとドライブできるアプリ』を紹介しています。マンガ家・矢吹健太朗さん書き下ろしの初音ミクをあしらったカスタムカーを展示しています。

「osoba」は、バーチャルアイドルの初音ミクとドライブするアプリ。このアプリは、「Honda S660」と連携し、自動車の運転にあわせて初音ミクが語りかけるというもので、iOS版が無料で配信されています。

たとえば、「今日の天気は晴れです」とその日の天気を教えてくれたり、速度計と連動して「時速ミク!いや、時速39キロぐらいですね」と話したり、交差点で曲がる時には「対向車、歩行者に気をつけてください」と注意を促したりします。

また、アプリからガソリン残量や走行距離などのクルマの情報をチェックできるようになっており、オイルやタイヤの交換時期を初音ミクがアドバイスする機能もあるなど、日頃のメンテナンスにも役立ちます。



このアプリは現時点で「Honda S660」専用となっていますが、Honda Carsのレンタカーでもこの車種を選べば利用できるようになっています。

オートサロンの会場で展示されている初音ミクのラッピングカーも、会期終了後はHonda Cars 東京中央所属のレンタカーになります。予約は先着順で、1年程度の運用が予定されています。





なお、ドワンゴ×Hondaの初音ミクコラボは、今回の「osoba」が第1弾という位置づけ。今後の展開についてドワンゴの説明員は「反響を見つつ検討中」と話しました。