今後の活躍が期待される久保建英【写真:Getty Images】

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ドイツ放送局がワンダーボーイの「当時と今」を特集

 サッカー横浜MのU-19日本代表FW久保建英。バルセロナの下部組織から日本に復帰して4年。着実に経験を積んでいるが、独スポーツサイトは各国のワンダーボーイを特集。リオネル・メッシ、ペレ、ディエゴ・マラドーナらと並んで特集されている。

「サッカー界のワンダーボーイ―(彼らの)当時と今」と題して特集しているのは、ドイツのスポーツ専門局「Sport1」の電子版だ。

「彼らはみな、サッカー界のワンダーキッズと呼ばれた選手たちだ。若いころに注目を浴びたトップタレントは数多くいる。その中の何人かは成功を収めた一方で、全く名前を聞かなくなってしまった選手もいる」

 記事ではこうつづり、若くして脚光を浴びた選手をピックアップしている。取り上げられた主な選手は以下の通り。

セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)
ラダメル・ファルカオ(コロンビア)
セスク・ファブレガス(スペイン)
ウェイン・ルーニー(イングランド)
ペレ(ブラジル)
ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)
リオネル・メッシ(アルゼンチン)

「母国では“日本のメッシ”と称えられた」

 そうそうたるメンバーと並んで、アジア人から唯一リストに挙がったのは、久保だった。期待を背負う至宝に関して、こう寸評をつけている。

「タケフサ・クボ:母国では“日本のメッシ”と称えられた。日本のJリーグで史上最年少となる15歳で得点を記録した彼が9歳だった時、バルセロナが育成機関として名高い“ラ・マシア”に入団させている」

「その後、バルセロナは若手選手の移籍を禁止する処分を受けたため、彼を手放すことを強いられた。クボは16歳にしてU-20日本代表でデビューを飾っている」とこれまでの経歴を振り返っている。

 今季はJ1では9試合に出場し1得点。来季活躍が期待される17歳は、ワンダーボーイとして覚醒できるのか。海外からも、熱い視線を送られている。(THE ANSWER編集部)