青森県弘前市立石川小にある桜の木が、季節外れの花を咲かせた。気温が上がったためとみられ、数こそ少ないが薄いピンク色の花がそこかしこに付き、教員や児童らを驚かせている。共同通信が報じた。

学校によると、約20年前に創立120年の記念として植樹した1本で、ソメイヨシノとみられるが、樹齢は不明。例年4月下旬に開花するという。樹木医である市公園緑地課の総括主査は「気温が低く冬のような状態だったところから暖かくなったので、春と勘違いしたのではないか」と分析した。

春と勘違い?青森で桜咲く 気温上昇、ピンクの花(共同通信)